朝は村のバルで朝食をとりました。ご一緒したのは、フエンヒローラに住んでいる日本人女性とスペイン人のご主人です。小さなワンちゃんも一緒でした。
ご主人は日本に30年ほど住んでいたそうで、日本語がとても上手です。スペインに戻ってきてからは8年くらいになると話していました。
こうして目の前にいる人と日本語で話すのは、考えてみれば久しぶりです。電話やインターネットで日本語を話す機会はありますし、パリから友人が遊びに来たこともあります。それでも、初めて会う人と日本語で会話をするのとは、少し違います。
不思議なことに、知らない英語圏の人と英語で話す方が、むしろ気楽かもしれないと思いました。日本語だと、きちんと話さなければ、と無意識に少しかしこまって、緊張もしてしまうのです。
そんな話をしている中で驚いたのが、フエンヒローラには日本人が30人くらい住んでいるということでした。
そんなにいるの?
思わず聞き返したくなる人数です。
この辺りでは、隣の隣くらいの村に日本人が一人か二人住んでいると聞いたことがありますし、ロンダにも日本人はいるようです。ただ、住んでいる場所が離れていると、なかなか気軽には会えません。
私の村からロンダまでは車でそれなりに時間がかかります。日本なら1時間くらいかけて友人に会うことも珍しくありませんが、日常的に仲良くなっていくには、やはり近くに住んでいるというのは大きい気がします。
昔は近くの村に、私より少し年上の日本人が住んでいました。とても面倒見のいい人で、「ご飯を作るからおいで」とよく声をかけてもらい、「じゃあ行きます」とふらっと遊びに行けるような関係でした。
今は、その友人は日本に帰国してしまい、それ以降はそういったお付き合いはなくなりました。
だからこそ、「フエンヒローラには30人くらいいる」という話が妙に印象に残りました。同じアンダルシアに暮らしていても、海岸沿いの町と山の中の小さな村とでは、日本人のいる環境も随分違うようです。
朝食を終えて家に戻ると、今度はセビリアの友人ローラから電話がかかってきました。
「村に来ているよ」
というので、1時半頃に闘牛場の横のバルで待ち合わせることにしました。
そこで少しビールを飲み、その後は彼女の家へ。ご飯をご馳走になったのですが、つい食べ過ぎてしまいました。
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| 家庭のガスパッチョ |
それでも午後はまだ続きます。
今度は村営プールの横にあるホテルのバルへ行きました。
夏の間使っていた村営プールは、もう一般には閉まっています。ただし、ホテルの宿泊客は今でも利用できるそうです。
とはいえ、夏のように監視員はいません。
「泳いでもいいけれど、自己責任で」
ということのようです。
バルにはイギリス人のアレックスも来ていて、皆でビールを飲んでいました。しかし私は、昼に食べ過ぎたせいで、もうビールどころではありません。
「もう無理。帰ります」
と早々に退散しました。
家に戻って少しシエスタをして、目が覚めたところでこの日の記録を書いています。
それでも、まだお腹はいっぱい。
今の気分なら、1週間くらい何も食べなくても大丈夫なのではないかと思うほどです。
日本語で始まり、スペイン人やイギリス人の友人たちと過ごし、最後は食べ過ぎて動けなくなった土曜日。
小さな村ですが、いろいろな国の言葉が飛び交う一日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。









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