1月も半ばに入ってしまいましたが、改めまして、
明けましておめでとうございます。
2021年はこのブログの更新もまめにして復活させたいと思っています。
クリスマスをセビリアで過ごした後、12月29日(水)にコルテス村に戻ってきました。セビリアもお天気が良くなったので、あと一日あれば街散策に出れたのにと少し残念だったのですが、コルテス村で皆と楽しく年末年始を過ごすことになりました。
戻ってすぐにバルで過ごしていると、30日はマリの誕生日ということを知り、結局そのまま飲み続け、誕生日パーティーという名目で、30日朝までアロンソの家で飲んで歌って踊っていました。
マリにプレゼントしたお花 |
31日(金)の大晦日は、海苔巻きを持参してローラ家族と一緒に夕食をいただきました。
そして夜中12時の鐘の音に合わせてぶどうを食べます。これは縁起担ぎで、12粒のぶどうを食べると、新しい年が良い年になるということです。
そしてその後は、他の友人宅で行われたイヴ・パーティーにでかけました。
飲んで踊って朝の6時過ぎ終了です。外はまだ暗く、パーティーの音がまだ2箇所から聞こえていましたが、歩いている途中でその音も消え、静かな村にもどりました。
そして、2日(日)はローラ家族はセビリアへ帰り、私は暴飲暴食睡眠不足でヘトヘトで自宅で休養していると、寒気がしてきたんです。疲れが溜まっているせいかなと思い、早く寝ましたが、翌日も体はゾクゾクします。
起きれずに寝ていると、夕方に電話が鳴ったんです。なんだろうと思って出ると、クラスター発生ニュースです。パーティーにいた友人たちが陽性になったんです。抗体検査キットで調べるように言われたので買いにいきました。もしものことがあるので人とはしっかり距離をおいて薬局の外で待ちました。
そして検査してみると、陰性だったんです。
とりあえず日本から持って帰ってきた葛根湯を飲み、またベッドに入りました。
次の日の4日(火)も起き上がれず、熱を測ると38.5度ありました。少々期限が切れていたんですが、日本の風邪薬を飲み寝ました。5日(水)も熱が下がらず、友人の娘ちゃんに抗体検査キットを買ってきてもらい(バルコニーに投げて渡してくれました)、検査すると、陽性反応がでました。
Salud Responde という健康局のアプリがあるのですが、それに登録しました。
6日(木)はなんとか37度台に下がり、7日(金)は36度台に下がりました。
喉がとても痛かったのですが、それも徐々に和らぎました。咳は思ったほど出ません。鼻が詰まっているほどでもないですが、鼻声がづっと続きす。
9日(日)までは寝て回復を待ちました。
年末まで外食をしていたので家にあまり食料がなかったんです。でも料理する気力も無いし、どうしたものかと思っていたら、ニッキがスープを届けてくれたんです。
その後、お買い物もしてくれて、なんとか食いつなぐことができました。
10日(月)からは外出はできませんが、通常に過ごすことにしました。
スペインでは現在10日経てば外出しても良いそうなんです。私の場合はコロナがかかっただろう日から10日は経っているので基本もう外出しても良いようなんですが、登録したのが6日なので後4日待つことにしました。
12日(水)の午前中に村の診療所から連絡がありました。具合はどうかということと、ロンダにPCR検査に行くようにということです。18時15分という指定もありました。
ロンダ往復にはガソリンが少し足りないので、スタンドに寄らないといけません。料金は機械で支払えるし、自分でガソリンを入れれば良いので、人が少ない4時半くらいに行きました。
誰もいないスタンドに乗り入れ、ホッとしたのもつかの間、車が2台来ました。そして料金を支払っている間に、スタンドのお姉さんがガソリンを入れてくれたんです。車に乗って来た村人が話しかけてきたので、私はしゃべれないって手で合図して、車に乗り込みました。
久し振りの運転、久し振りの景色、アーモンドのお花が沢山咲いているので驚きました。例年より半月早いと思います。
ロンダに到着、警察署の近くに駐車しました。隣の車との間が狭く、ドアが当たらないように注意して外に出ました。そしてコートを車から取り出し着た後ハンドバックを取り出そうとして衝撃が起こりました。
車のドアがロックした状態で閉じたんです。
車の鍵はハンドバックの中、スマホはハンドバックの中、そしてハンドバックは車の中。😱😱😱
顔面蒼白、悶え苦しむ、地団駄踏む、叫ぶ、パニくる。
直ぐ側に車の修理工があったんですが、コロナの影響でだと思います、無くなっていました。
警察署の近くなのでパトカーが来ないか待ちますが来ません。
ハンドバックが外から丸見えなので、車を離れるのも怖いんです。ロンダは安全だとはいえ、ハンドバックとかが見えたら車上荒らしに合う可能性もなきにしもあらず。
近くにバルがあったので助けを求めに行くことにしました。まだ陰性じゃないのでバルの中に入れないので手を振って人を呼んだら、おじさんが一人出てきてくれました。距離をとって状況を説明しているとコルテス出身のパコがバルから出てきたんです。
知り合いが出てきて涙が出そうになりました。しかもパコはドイツに働きに行っていると聞いていたのでなおさら驚いたんです。
おじさんとパコが色々試してくれたんですがドアは当然開かないので、保険がきくレッカー車の会社に電話してくれたんです。レッカー車で村に戻るのかと思ったら、ロックを開けてくれる人を派遣してくれたんです。ドアの隙間にエアークッションのような物を入れて隙間を広げ、そこから針金を入れロックをはずしたんです。
所要時間は約1時間。ロンダの診療所からPCR検査に来ないのかという連絡が入ったりして、焦って、パニくる私を、パコとおじさんは大丈夫大丈夫となだめてくました。ビールでもご馳走したかったけど、まだバルには入れない身、二人に深々とお礼を言い、診療所に向かいました。
7時も過ぎ、すでに日も落ち、明かりのついた道を歩きます。夜のロンダの町は久しぶりですが、まだ自由に散策できないのが残念です。
1時間以上も遅れて診療所に到着、PCR検査は喉と鼻の奥に検査棒を入れるだけで1分もかかりませんでした。棒の入れ方は結構荒かったです。以前自費120ユーロを支払って検査した時は、プライベートなところなので優しく棒を入れてくれました。今回は無料なのでしかたないかな。
結果は24時間後。とのことでしたが、待てど暮らせど連絡は来ず。
友人たちはもう外に出てるし、私もすでに登録してから今日現在11日、コロナをもらってからは17日は経っているし、連絡が来ないということは陰性だよ、外出もう大丈夫だよ、なんて言葉で、昨日日曜日の人気の少ない昼食時間の2時過ぎに散歩に出ました。そしてバルのテラスでビールを飲み、家に帰りました。バルのテラスでは特に誰とも話をせず、静かにしていました。(スペインでは現在は10日自主隔離したらOKです)
そして今日月曜、連絡がありました。水曜日に検査して、月曜日連絡くれるなんて遅すぎますよ。
12日水曜日の検査で陽性なので、19日水曜日に症状が無ければ外出して良いと言われました。でもロンダにPCRを受けに行かなくてはいけなかったり、もう外出しているし、ちょっと矛盾してますよね。
万が一重症化した時に対応が早くなるようアプリに登録しましたが、友人からの連絡もなく、普通の風邪だと思ったら抗体検査もしていないと思うし、普通に外出すると思います。ましてや無症状だったら普通に生活しますよね、そういった人が多分沢山いると思うので、スペインは街中コロナが蔓延しているんだろうなと思います。
連絡が来た時にブースターを1ヶ月後にするように、って言われたんですが、コロナにかかったのになぜブースターが必要なのか、とっても疑問です。
もう一つ落ち込む出来事があったりと、ちょっとさい先のあまり良くない2022年ではありますが、ここからは運気が上昇するだろう、とポジティブに考えて2022年を過ごしていきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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