お問い合わせは ⇒ shiroimura.cortes☆gmail.com 迄、ご連絡くださいませ。(お手数ですが、☆を@に変更下さいませ)
コルテス村の地図 ⇒ こちら
【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)

2026/09/15

9月3日(木) 雲海に包まれた朝、次は犬とネズミのお世話

朝、目が覚めると、家の中にはまだ昨日の暑さが残っていて、熱がこもっていました。

昨日も一日暑く、シッティングルームの天井にあるファンをずっと回していたほどです。

ワンちゃんが早くから外へ出たそうにしていたのでドアを開けると、外は驚くほど涼しくなっていました。

昨日は谷間に雲海が広がっていましたが、今日はどうやらこの家も雲の中に入ってしまったようです。辺り一面が霧に包まれています。

これは曇り空というより、完全に雲海の中です。

ここまで濃い霧に包まれているなら、ロンダの方向までかなり広い範囲が雲の中に入っているのではないかと思いました。

自宅にいたら、雲海が動いていく様子をタイムラプスで撮れたのに、と少し残念です。

霧は午前10時半頃まで残っていました。

昼になると、今度はまた暑くなりました。結局この日も天井のファンを回しながら過ごします。

それでも太陽が出てくれたのは助かりました。

今ペットシッティングをしている家には通常の電気が通っておらず、電力は太陽光発電です。今の季節ならそれほど問題はありませんが、冬になって曇りや雨の日が続くと、使える電気にも限りが出てきます。

そのため、必要のない電気はなるべく使わないようにします。

朝から霧に包まれていたので少し心配しましたが、その後は晴れてきたので一安心です。こういう暮らしをしていると、太陽は単に「天気が良い」というだけではなく、生活そのものを支えているのだと実感します。

日中は仕事をしながら、翌日から始まる次のペットシッティング先とも連絡を取りました。

その家族は朝早く出発するそうですが、犬は外で過ごしているので、私がすぐに行かなくても大丈夫とのことでした。今いる家を出た後、一度自宅へ戻る必要があるため、夕方に向かうことにしました。

餌のことや家のことなど、いくつか説明を受けていると、

「それから、ラットにも餌をあげてね」

と言われました。

ラット?

最初は、家にネズミが出るという話なのかと思いました。

「それ、ペット?」

と冗談半分で聞いてみると、

「そう。娘のペット」

との返事。

本当にペットのネズミでした。

これまでペットシッティングで世話をしてきたのは、ほとんど犬か猫です。そこへ突然、ネズミが登場しました。

しかも、

「触ってあげてね」

と言われています。

いやいや、餌はあげますけど、触るのは別にいいです。

まだどんなネズミなのかも分かりません。小さいのか、大きいのか。かわいいのか、それとも私の想像する「ネズミ」に近いのか。

少々不安を抱えながら、翌日を待つことになりました。

夕方というより、もう夜に近い8時頃、庭やテラスに並んでいる植木鉢に水をやりました。

この家の持ち主カルメンは、本当に植物を育てるのが上手です。英語で言う「グリーンフィンガー」のような人で、家の周りにはたくさんの鉢植えがあります。

一つずつ水をやっていると、今度は蚊に何か所も刺されました。

蚊なのか、ブヨのような虫なのか、よく分かりません。ただ、プツッと膨らんで、しっかり痒くなるタイプです。

虫といえば、朝にはまた脚の長いハチが一匹、家の中に現れました。

外へ逃がそうと思っているうちに姿を消してしまったので、そのまま一日、どこかに潜んでいたようです。

そして夕方、再び登場。

何とか外へ出そうとしたのですが、なかなか出てくれません。犬もいるので放っておくわけにもいかず、結局、殺虫剤を使いました。

かわいそうではありますが、これでこの家に来てから4匹目くらいでしょうか。

もう十分です。

虫との共同生活には、そろそろ慣れてもよさそうなものですが、やはり慣れません。

本来なら、この日の午前中には今の家を出るものだと思っていました。ところが予定が変わり、カルメンたちが帰ってくるのは翌日になりました。

一日延びましたが、持ってきた食料が夜まで残っていたのは幸いでした。

問題は翌日です。

次のペットシッティング先へ行く前に、一度自宅に戻り、食料なども用意しなければなりません。しかし今、車は修理中です。

そこで友人のマリーに連絡して、迎えに来てもらえないかお願いしました。

ただ、最後に「分かった」という返事がなかったので、

「あれ、私のメッセージの書き方が悪かったかな」

「失礼な言い方をしてしまったかな」

などと、少し気になってきました。

こういう時、返信が一つないだけで、急に自分の書いた文章を読み返したくなるものです。

まあ、迎えに来てくれることを祈るしかありません。

車の修理工場にも連絡しました。

「明日には何とかなると思う」

という話でした。

早く戻ってきてほしい反面、少し複雑な気持ちもあります。

次のペットシッティング先へ行く道は、かなりのガタガタ道なのです。

未舗装のような場所では石が跳ねて、車の下に当たることもあります。せっかく高いお金を払って修理した直後に、また何か壊れたらたまりません。

「直った初日から、あの道を走るのか……」

と思うと、何とも言えない気分です。

雲海の中で始まった一日は、太陽光発電を気にし、ネズミの話に驚き、蚊とハチに悩まされ、最後は車の修理の心配で終わりました。

明日からは、また別の家でのペットシッティングが始まります。

そして今度は、犬だけではありません。

ネズミも待っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。