朝から仕事に集中し、なんとかひと段落つけたあと、再び獣医のもとへ向かいました。診察時間は夜の5時から8時までと限られており、その日は手術の予定も入っているとのことで、指定された時間に合わせての訪問です。
夕方5時半、友人が迎えに来てくれました。
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| ウブリケに行く途中 |
今回はご主人のガスピも一緒で、彼の運転のおかげか、思っていたよりも早く到着しました。クリニックに着いたのは6時過ぎだったでしょうか。
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| ウブリケの町 |
診察では、前回に続いて点滴を行うことになりました。台の上に乗せて処置をするのですが、この子はとてもナーバスで、じっとしていられません。
前日は軽い麻酔でうつろな状態だったため比較的おとなしかったのですが、今回はそうもいかず、動かないように押さえながらの処置となりました。
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| 点滴中 |
台の隅にいたがるので、落ちないように押さえて点滴が終わるのを待つ時間は、思いのほか長く感じられます。
それでも、状態は確実に良くなっているとのことでした。顔の腫れは、蛇に噛まれた影響で黒ずんでいた部分も含め、少しずつ回復しています。
毒素が体内に回るのを防ぐためにも、腎臓への負担を軽減する目的での点滴は重要なのだそうです。今回も注射を1本打ち、薬を受け取って帰路につきました。
2日間の治療費は合計で199ユーロ。飼い主にとっては、思いがけず大きな出費になったことでしょう。
さらに、往復40分ほどかかる距離のため、ガソリン代も無視できません。最近は燃料費も高騰しているため、さすがに「気にしないで」とは言えない現実もあります。
それでも、自分の手間や時間については、私自身もかつて犬を飼っていた経験もあるため、気にはなりません。
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| 帰り道 |
ワンちゃんと家に戻ったのは夜の9時半頃。それから残りの荷物をまとめ、軽く片付けをし、ワンちゃんにご飯をあげて様子を見守ります。
朝に比べて顔の腫れも引き、かゆみも落ち着いてきたようで、ひとまず安心できる状態でした。
「もう大丈夫でしょう」
そう判断して、夜11時頃に家を後にしました。飼い主からは、深夜2時頃に無事マラガ空港に到着したとの連絡が入っていましたが、その時間はさすがに気づかないふりをして眠りにつきました。
村に戻ると、どこからか太鼓やラッパの音が聞こえてきます。どうやら宗教行列がまだ行われているようでした。
見に行こうかとも思いましたが、そのまま外に出られるような身なりではありません。今日までいた家は太陽光発電を利用しているため、ドライヤーの使用も控えるように言われており、髪も整えられていませんでした。
夏であれば気にならないことも、まだ少し冷えるこの季節では、ドライヤーなしでは風邪を引いてしまいます。結局、そのまま見物はあきらめ、家に帰ってシャワーを浴びました。
行列は夜中の12時頃まで続いていたようです。音だけを遠くに聞きながら、慌ただしかったペットシッティングの時間の余韻に浸りつつ、一日が静かに終わっていきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



