この日は急遽、また海側の町まで行ってきました。
知り合いが突然こちらへ来ることになり、滞在する家の準備をする必要が出てきたためです。少し前にも掃除をした家ですが、今回は人を迎えるため、もう一度きちんと整えておくことになりました。
その前に朝食です。
家の1階は大理石の床ですが、2階は絨毯敷きです。そこで、まずは2階に掃除機をかけ、ベッドメイキングをして、家具などの埃を取りました。
ところが、いざ掃除機を使おうとすると、フィルターが入っていません。
その家には掃除機がないため、近所にある別の家から借りてきたものだったのですが、このままでは使えません。
そこで頼りになったのが、庭の手入れなどをしている男性です。ここのレジデンスのことをよく知っていて、困った時に相談すると何でも手伝ってくれる、とても親切な人です。
「掃除機のフィルターはない?」と聞いてみると、探して持ってきてくれました。
さらに、以前から気になっていたドアも見てもらいました。ドアの下のどこかから釘のようなものが出ているのか、開け閉めするたびにギギギと嫌な音がしていました。
前回来た時にも気になっていたので、そのことを伝えると、今度は一生懸命ドアを直してくれました。こういう時、近くに頼れる人がいるのは本当に助かります。
家へ向かう前には、滞在に必要になりそうなものをいろいろ買い揃えました。
掃除だけならそれほど時間はかからないだろうと思っていたのですが、買い物をして、荷物を運び、掃除やベッドメイキングをしているうちに、思った以上に時間が過ぎていました。
結局、村へ戻れたのは午後4時頃です。
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| 途中のガウシン村 |
家へ帰る前に、ガソリンスタンドにあるバルへ寄りました。
最近よく飲むようになったのが、「トスターダ」という0.0%のノンアルコールビールです。アルコールが入っていないとはいえ、飲んでいると少しビールらしい感覚もあり、意外と美味しく感じます。
ひと息ついたところで家へ戻りましたが、それで一日が終わったわけではありません。
今度は銀行へ行き、それから自分の買い物です。
朝も買い物をしていましたが、それはあくまで知り合いを迎えるためのもの。自分の食料品などは後回しにしていたため、夕方になって改めてショッピングに行きました。
買い物を終えて家へ戻る頃、黄金色の月が山の上から姿を現しました。
バルコニーから見ると、ちょうど真正面です。
前日の夜もきれいな月を見ましたが、この夜もほとんど満月のように見えます。
毎月同じ場所に月が現れるわけではないので、次の満月もここから真正面に見えるかどうかは分かりません。それだけに、この日の月はしばらく眺めていたくなるほどきれいでした。
ただ、月を眺めてばかりもいられません。
前日から「カレーを作ろう」と思い、材料も買ってありました。
そこでようやく台所に立ち、カレー作りです。
朝から海側の町へ出かけ、買い物をして、掃除をして、村へ戻ってまた銀行と買い物。かなり動いた一日だったので、お腹も空いていました。
「食べ過ぎないようにしよう」と思いながら、出来上がったカレーをいただきました。
この日は10月末とは思えないほど暖かく、夏のような陽気でした。
天気予報では、コルテス村は26度ほどまで上がり、海側の町は23度ほど。それでも実際には、数字以上に暖かく感じました。
冬時間になったばかりだというのに、昼間はまだ夏のような空気です。
急に予定が入り、朝から慌ただしく動いた一日でしたが、最後にはバルコニーから黄金色の月を眺め、カレーを食べて、一日が終わりました。





