今日でペットシッティングも終わりです。
今回は一軒目の友人宅から、少し家に戻った後すぐ別の友人宅へ移動し、合わせて10日ほど犬たちと暮らしました。思っていたより長いペットシッティングになりましたが、振り返ってみると、あっという間だった気もします。
今日も朝は涼しかったものの、日中は暑くなりました。
朝のうちに犬と散歩へ出ようかとも思ったのですが、帰る前に家を整えておかなければなりません。掃除をしたり、荷物をまとめたりしながら過ごすことにしました。
その合間に、昨日途中で見るのをやめたアニメ『四月は君の嘘』を少しだけ見ました。また目がうるうる。こういう作品は、続きが気になって見始めると危険です。
そして午後には、この家で最後のプールを楽しみました。
9月に入ってからもこうして気持ちよく屋外のプールに入れるのは、この辺りでもそれほど多くありません。例年なら8月後半になると、まだ昼間は暑くても朝晩の気温が下がり始めます。それにつれてプールの水も冷たくなり、泳ぐ人は次第に減っていきます。
9月になると、さらに朝晩は冷え込むようになります。昼間に気温が上がったとしても、水はなかなか温まりません。寒がりの私には少し辛くなってきます。
ところが今日は真夏のような陽気で、水もそれほど冷たくありませんでした。
最後にもう一度泳げたのは嬉しいことでした。
プールから上がった後は、いよいよ帰る準備です。
荷物をまとめ始めると、犬はすぐに気付きます。こちらが鞄を出したり、物を詰め始めたりすると、何となく落ち着かなくなるのです。
「どこかへ行くの?」
そんな顔でこちらを見ています。
夕方、最後のご飯をあげ、ウサギの水も確認しました。植物にも少し水をやり、家の中をもう一度確認します。
飼い主たちは夜に帰宅する予定だったので、それほど急ぐ必要はありません。7時半頃、家を出ることにしました。
ところが私が荷物を持って外へ出ようとすると、犬がキュンキュンと鳴き始めました。
荷物を持っているので、「置いていかれる」と分かったのでしょう。
これが一番辛いところです。
庭はきちんと囲われているので、飼い主から言われていた通り、犬は屋外に出しておきました。水とベッドも用意して、後ろ髪を引かれながら家を出ました。
本来なら飼い主たちは夜10時頃には帰宅する予定だったそうですが、飛行機が遅れ、実際に家へ着いたのは午前2時過ぎでした。
4時間ほどの遅れです。
帰宅すると犬は大喜びだったそうです。その話を聞いて、私もほっとしました。
私は家へ戻る途中、いつものバルの前を通りました。友人たちがたくさんいたので、少しだけ合流してから自宅へ帰りました。
久しぶりの我が家です。
冷蔵庫を見るとビールが一缶残っていました。それを取り出して、簡単なおつまみを食べながらYouTubeを眺めます。
何もしないでぼーっとしていると、まるで旅行から帰ってきたような気分になりました。
今回は本当に天気に恵まれました。
夏のペットシッティングは荷物が少なくて済みます。これが寒い季節になると、かなり事情が違います。
田舎の家は冬になると冷えます。私は寒がりなので、念のため寝袋を持っていくこともあります。厚手のスリッパや足元用のヒーターも必要になります。
夏ならビーチサンダル一足で済むところが、冬はそうはいきません。
食事も同じです。
暑い時期なら簡単なものを持っていき、それを食べれば済みます。しかし寒くなると温かい料理が食べたくなり、米を炊いたりパスタを茹でたりすることになります。
すると飲み水だけでなく、料理用の水も必要です。
この家の水は水質検査もされていて問題はないのですが、独特の匂いがあります。おそらく地下水なのでしょう。私は慣れていないので、今回は自宅から7リットルほど水を持っていきました。
飲むだけではありません。
歯を磨いたり、お茶を入れたりしているうちに、思った以上になくなります。料理までするなら、さらに持っていかなければなりません。
冬になると、寝袋にヒーター、厚手の衣類、食料、水。
ペットシッティングというより、小さな引っ越しのようになります。
その点、夏は随分楽です。
こうして約10日間続いた犬たちとの暮らしも終わりました。
犬と暮らす生活は、やはり楽しいものです。
ただ、自分でもう一度犬を飼うかと聞かれると、今は考えてしまいます。
犬を飼えば、10年、14年と責任を持って一緒に暮らさなければなりません。その頃の自分の年齢を考えると、簡単に決められることではありません。
それ以上に、またいつか別れなければならないことを考えると、私の気持ちが持たないような気もします。
だから今は、こうして友人たちの犬を預かり、たっぷり可愛がるくらいが、私にはちょうどいいのかもしれません。
犬のいる生活を楽しんで、そして自分の家へ戻る。
久しぶりに静かな我が家で飲むビールも、なかなか悪くありません。
