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【村の行事】2026年
祝日2月28日(土) Dia Andalucia、3月6日(金夜)〜8日(日) カーニバル

2026/03/06

2月28日 (土) アンダルシアの日、村の広場で食べる朝食

今日は「アンダルシアの日(Día de Andalucía)」です。スペインでは各地域が自治州としてそれぞれの歴史を持っていますが、アンダルシアが自治州となったことを記念する日です。

朝10時半、村役場の前の広場へ行きました。ここ数年「アンダルシアの朝食」がふるまわれます。

用意されているのは、とても素朴なものです。

丸くて薄いパン「モジェテ」に、つぶしたトマト、そしてオリーブオイル。あとはコーヒー。


このモジェテというパンが、私はとても好きです。

バルなどではこのパンをトーストして食べますが。村役場でふるまわれたのは、数が多いのでトーストはされていません。

このパンにオリーブオイルをたらしトマトを塗って食べる。それだけなのですが、こやって沢山の人と広場に集まり、青空の下で食べると、いつも以上に美味しく感じられます。

天気もよく、広場にはゆったりとした空気が流れていました。

私はイサベルと一緒にいました。

彼女は一週間ほど前から体調を崩していたようで、風邪なのか、あるいはウイルスなのか、自分でもよくわからないと言っていました。もともと看護師として働いていた人なので体のことには詳しいのですが、それでもはっきりしないようです。

イサベルはスペイン人ですが、子どもの頃はフランスで育ち、フランス人と結婚しています。スペイン語とフランス語はもちろん、英語もとても上手で、三つの言葉を自由に使いこなします。

ただ、とにかく声が大きいのです。こちらの人は話すときに距離が近く、言葉と一緒に息まで届くような感じで話します。しかも彼女は病み上がり。

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるので、私は少し距離をとりながら会話していました。申し訳ない気もしましたが、これからしばらくは、一日の中で夏のように暖かくなったり、急に寒くなったりする日が続きます。体調を崩すわけにはいきません。

朝食のあと、スーパーへ寄り、その近くのバルで一杯飲んでから家へ戻りました。

家に帰ってからは掃除の続きです。

今回の嵐は本当に雨が多く、どの家でも同じような状態になっているのですが、壁が湿気を吸ってしまうのです。

この辺りの家は、コンクリートの柱の間にレンガを積む造りになっています。強い雨が続くとレンガが水分を吸い、それが室内側の壁に染み出してくることがあります。

そのため、壁に浮いてきた汚れやカビを、漂白剤を使って丁寧に拭き取っていきました。

掃除を終えたあと、ふと銀行のATMで用事があったことを思い出しました。外に出たついでに、そういえば玉子を買うのを忘れていたことにも気づき、もう一度スーパーへ向かいます。

アンダルシアの日は祝日なので、店が閉まっているかもしれないと思っていたのですが、幸い開いていました。

スーパーの前は小さな広場になっていて、お祭りの時には村の仮設のクラブのような場所になります。

夜8時前に通りかかると、そこではすでに音楽が始まっていました。バンドが入っていて、にぎやかな音が外まで聞こえてきます。

来週は村のカーニバルなので、村のコンパルサ(カーニバルの歌い手のグループ)のお披露目がるのでしょう。その前座としてスペイン人のロックバンドが演奏、それ後DJも入るようでした。

少しだけ中に入ってみました。

昔は友人たちと一緒にこういう場所へ行ったものですが、その友人たちも今では村を離れていったり、もう夜遅くまで遊ぶ元気がなくなったりしています。

しばらく一人でその場の様子を見ていましたが、結局スーパーで買い物をして、そのまま家へ帰りました。

外を見ると、空は一日中どんよりしています。

霧のようなものが漂い、細かい水滴が空気の中に混ざっているようでした。雨が降っているわけではないのに、外に出ると少しずつ濡れていくような、そんな空気です。

来週は雨の予報が出ています。ただ、先日の嵐のような激しいものではなさそうです。

そういえば、この日は村のブラスバンドの演奏もありました。金管楽器のオーケストラで、午後1時から役場前広場で演奏していたようです。

行こうと思っていたのですが、掃除をしているうちに時間が過ぎてしまい、結局聞きに行くことはできませんでした。

そんなふうにして、アンダルシアの日は静かに終わりました。

特別なことがあったわけではありませんが、村の広場で素朴な朝食を食べ、音楽の気配を遠くに感じながら過ごした一日でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。