5月2日、土曜日。
この日は少し仕事をして過ごしました。天気は曇りがちでしたが、悪いというほどでもなく、春らしいような、まだ少し肌寒いような、なんとも中途半端な一日でした。
暗くなった夜10時頃、家にいるのも悪くはありませんが、週末の夜にずっと閉じこもっているのも少しもったいない気がします。そこで、近くまで歩いてビールでも買って帰ろうか、という軽い気持ちで外へ出ることにしました。
バルの前を通ると、ちょうど友人たちがいました。せっかくなので、そのまま合流することに。
ただ、私が着いたころには、みんなもうかなり出来上がっていました。話はすでに盛り上がっていて、途中から入ると会話の流れをつかむのが少し大変です。
スペインのバルでは、こういうことがよくあります。誰かが先に来て飲み始め、別の誰かが途中から加わり、また誰かが帰っていく。きっちり時間を決めて集まるというより、その場にいる人たちで時間が流れていく感じです。
友人の奥さん、ビクトリアもいましたが、私が着いたころにはちょうど帰るところでした。夜になると、まだ外は冷えます。日中は春らしい服装でも過ごせるようになってきましたが、夜の空気は油断できません。
私も中は春っぽい服を着ていましたが、外へ出るときに冬用の厚手のジャケットを持っていきました。実際、それでちょうどよかったです。
ところが、まわりを見ると半袖の男性もいて、人によって体感温度はずいぶん違うのだなと思います。彼らにとってはそれほど寒くないのかもしれませんが、私にはまだまだ寒い夜でした。
それでも、バルで友人たちと少し話しながら飲む時間は、やはり気分転換になります。この日はビールを2本ほど飲みました。特別な話をしたわけではありませんが、週末の夜らしい、少しにぎやかで、少しだらりとした時間でした。
そのあと、他の男性陣はどこかへ移動するのか、誰かの家でさらに飲むのか、まだ続きがあるようなことを話していました。スペインの夜は、始まりが遅い分、終わりもなかなか遅くなります。私はそこまでは付き合わず、帰ることにしました。
帰り道にビールを2缶買い、ポケットに入れて歩きました。缶の重みが左右にかかるので、なんとなく軽い運動をしているような気分になります。こんなことで運動と言っていいのかは分かりませんが、夜道を歩きながら、少しだけ得をしたような気持ちになりました。
家に戻ってからは、買ってきたビールを飲みながら、YouTubeを見たり、ゲームをしたりして過ごしました。本当は早く寝たほうがいいと分かっています。翌日のことを考えれば、夜更かしなどしないほうがいいに決まっています。
けれど、夜になると不思議と気持ちがゆるみます。外で少し人と話し、家に帰って一人の時間になると、もう少しだけ起きていたくなってしまうのです。
春になったとはいえ、スペインの夜はまだ肌寒く、そして少し長いです。早く寝なければと思いながらも、結局この日もずいぶん遅くまで起きてしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。



