昼の1時頃、友人たちと闘牛場の横にあるバルへ行きました。マドリッドへ戻るローラがいたので、村を離れる前に最後の一杯を一緒に飲むためです。
この日は、偶然ローラがもう一人いました。一人はこれからマドリッドへ帰るローラ。もう一人は村に住みながらマドリッドにも家を持ち、二つの場所を行き来している、すでに仕事を引退したローラです。
さらに、セビリアから来ているローラもいました。彼女は日曜日にセビリアへ戻り、月曜日からまた仕事です。そのため、この土曜日が村でゆっくり過ごせる最後の日になりました。
そのセビリアのローラが、「ガンバス・アル・ピルピルを作るから」と家に招いてくれました。海老をニンニクとオリーブオイルで調理する料理で、日本では「海老のアヒージョ」と呼ばれているものに近い料理です。
彼女の家へ行くと、ガンバス・アル・ピルピルだけでなく、バルのタパスのような料理もいくつかテーブルに並んでいました。
それらをつまみながらさらにビールを飲み、その後はプールへ向かいました。
数日前は急に涼しくなり、夏が終わってしまったかと思うほどでした。この日はまた少し気温が上がっていましたが、プールの水はやはり冷たく感じます。それでも、まだ泳げるくらいの陽気でした。
プールを出た後は、再び闘牛場の横のバルへ。そこには別の友人たちもいて、そのまま合流。
その内の一人は2か月村で過ごしていましたが、彼も明日、海側の街に戻ります。
夜になっても、先日のようにジャケットがなければ寒くていられないほどではありませんでした。少し前まで秋が来たように感じていたのに、この日は夏がもう一度戻ってきたようです。
そして最後に、もう一度ローラの家へ行きました。昼間に出してもらったタパスが残っていたので、それをまたいただきます。
この日が終わると、それぞれがマドリッドやセビリア、海側の町へ戻っていきます。夏の間は当たり前のように顔を合わせていた人たちとも、これでしばらくお別れです。
季節が変わるというのは、気温が下がることだけではありません。夏に村へ戻ってきていた人たちが一人、また一人と帰っていき、少しずついつもの静かな村に戻っていくことでもあります。
夏が少しだけ戻ってきたような暖かい一日。その中で、今年の夏の終わりを少しずつ感じ始めました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


