午後からは、車で15分ほどの場所にある、駅に近い友人宅へ向かいました。
今回の目的は、ペットシッティングです。友人夫婦が、ご主人の誕生日に合わせてカディスへ旅行に出かけるため、その間、ワンちゃん1匹と猫ちゃん2匹の世話を任されることになりました。
ただ、ひとつ誤算だったのは滞在日数です。てっきり一泊だと思い、軽い気持ちで準備をしていたのですが、実際には二泊でした。そのため持ち物を見直したり、予定を調整したりと、出発前は少しばたばたしてしまいました。
とはいえ、距離は車でわずか15分ほど。ガソリン代の高騰は少し気になるものの、この近さだからこそ、こうした頼み事も気軽に引き受けられるのだと感じます。
滞在中には、もう一つ予定が加わりました。明日の夜、50歳の誕生日パーティーに参加することになったのです。
こちらではよくあることですが、突然WhatsAppのグループに追加され、気づけば参加メンバーに入っていました。
最初は誰の誕生日なのか分からず、何人か思い浮かべてみたものの、予想は外れました。
ご両親がこの村の出身で、本人は現在ビルバオ在住。休暇のたびにこの村へ戻ってくるよく知る人でした。
従兄や子供の頃からの友人も多いため、彼女がこの村でサプライズパーティーを開くことにしたそうです。どんな夜になるか、今から楽しみです。
今回あえてコンピューターは持って行きませんでした。仕事はできませんが、たまにはこうした時間も必要なのかもしれません。
その代わりに、iPadを大型テレビに接続してYouTube動画を流しながら過ごしました。Netflixも見られるようパスワードは教えてもらっているのですが、持参したiPadが古く、テレビとの互換性がなく映せませんでした。
それでも、YouTubeが見られれば十分です。何もしない時間を気楽に楽しめるのも、こうした滞在の魅力だと感じます。
こちらの家には、パレットヒーターが設置されています。スイッチひとつで部屋が暖まる、とても便利な暖房です。
以前は薪を使う暖炉が主流でしたが、今ではこの地域でもパレット式に切り替える家庭が増えています。薪の運搬や保管、火の管理、煙の問題などを考えると、どうしても手間がかかるからです。
もちろん、暖炉のある暮らしには独特の魅力があります。炎の揺らぎや見た目の温かさは、やはり心惹かれるものがあります。ただ、日常の使いやすさという点では、現代の暖房設備の方がはるかに実用的です。
とはいえ、足元の冷えはまた別です。そのため私は、いつも小さな電気ヒーターを持参しています。部屋全体は暖かくても、足元にもう少しぬくもりが欲しくなるのです。
この家の持ち主は、フランス人とアイルランド人のカップルです。この地域にはイギリス人をはじめ、いわゆる「外国人」と呼ばれる人たちの家が点在しています。
そうした家には、どこか共通した雰囲気があります。壁には写真や絵が飾られ、楽器がさりげなく置かれ、空間全体が丁寧に整えられています。この家でも、ご主人が描いた油絵が飾られ、ギターが置かれていました。
ただ、個人的に少し気になる点があります。それは照明です。
雰囲気を大切にした間接照明が多く、全体的に光が柔らかいのです。確かに温かみはあるのですが、私にはやや暗く感じます。
どちらかといえば明るい空間が好きなので、普段であれば作業用のライトを持参するところですが、今回はコンピューターを持ってきていないため、それも置いてきました。
そのせいか、夜になると「少し暗いな」と感じながら、居心地は良いのに、どこか物足りなさがありました。というか、「暗〜い!」と時々叫び、ワンちゃんを驚かせてしまいました。
一泊のつもりが二泊になり、予定もいくつか重なりましたが、ここではこうした直前の変更はごく普通のことです。
仕事から少し離れ、静かな家でワンちゃんと猫ちゃんと過ごす時間。そこに、にぎやかな誕生日パーティーが加わり、思いがけず変化のある週末になりそうです。
いつもの生活から少しだけ離れ、束の間のホリデー気分を味わっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。


