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【村の行事】2026年
祝日2月28日(土) Dia Andalucia、3月7日〜8日 カーニバル(予定)

2026/02/08

2月7日(土) 揺れ、地響きする雷、不安が続く

今日も雨。

昨夜から断水になっていて、しばらく水が戻ってこないようなので、朝一でスーパーへ水を買いに行くことにしました。昨夜バルの前に車を置いてきたので、それを取りに行くついでです。ところが水はほぼ完売。大きなボトルはなく、なんとか1.5リットルを2本だけ手に入れました。

夜中も揺れが3回ほど。日中も数度揺れました。記録するのにどうしようと考え、Xに「揺れた」と書くことにしました。感覚だけに頼ると、いつ揺れたのか、どれくらいの間隔なのかが曖昧になるからです。

村役場からWhatsAppに情報が流されるのですが、「自然なことだから問題ない」というようなメッセージでした。でも、心のどこかで「本当かな」と思ってしまう。

夕方、また強い雨が来ました。ストームのレオナルドが過ぎ、次はマルタ。アルファベット順に名前が付くのだそうです。

雨だけならまだしも、雷も鳴り出しました。短くバンと鳴るのではなく、地響きのようにゴロゴロゴロと長く続く雷。地盤が緩んでいると思うと、その響きが怖さを増幅させます。

昨日聞いた避難の話ですが、山を挟んだところにあるグラサレマ、もともと雨の多い地域なのです。大西洋から流れてくる空気が、グラサレマの高い山に当たり雨になるそうです。

でも今回の豪雨で、山に染み込んだ雨水が飽和状態になり溢れてきたんです。なので村全体が危ないということでロンダに全員避難になったそうです。

ここから車で20分ほどのところにあるベノアハン村の駅の周辺が避難になった理由は、その隣村のモンテハケの近くにあるダムが満水になり、放水の可能性があるからです。

フランコ時代に作られたというそのダムは、私がここに来てから一度も水が溜まったことがなかったのに、信じられないことに、今回の豪雨でいっぱいになったんです。線路は川沿いにあり、放出されたら水位が一気に上昇します。なので避難に至ったそうです。

昼頃、水は戻り、フィルターを通した水でうどんを作って食べました。その後、洗い物をしていると、水が茶色い。土を含んだ水だったのだと気づき、胸がきゅっと縮みました。フィルターにかけたとはいえ、この水で料理をしてしまった。

でも1.5リットルの水が2本では、料理をすべてそれでまかなうのは厳しい。今日は注意しながら使うしかありません。それでも、水が戻ってきたこと自体はありがたいです。

停電も相変わらずで、電気が落ちればネットも途切れ、携帯のカバレッジも消えます。

ロンダにアパートを持つ友人は「そっちへ行きたいのに、道が閉鎖されて出られない」と言っていました。崖崩れや土砂崩れで通行止め。雨はまだ2週間ほど続くかもしれない、という話もあり、心が落ち着く場所が見つかりません。

夜中、揺れたので慌てて起きて着替え、靴を履き、斜めがけの小さなバッグを肩にかける。バックの中にはパスポートと身分証。その格好で夜明けを待ちました。

コンピューターも、逃げるためのバッグに入れたままです。

日中揺れるたび、外へ出るべきなのか、それともこの雨の中で外に出ること自体が危ないのか。不安が不安を呼んで、考えが堂々巡りになります。

靴を履いたまま生活すると、足は蒸れて、体も落ち着かない。けれど靴を脱いで寝巻きに着替えると、「もし今揺れたら」と思って眠れない。

どうしたらいいのだろう、と自分に問いかけながら、充電できるものは全部充電し、バッグを手元に置き、今日も雨の音に耳を澄ませています。 

最後までお読みいただきありがとうございました。