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今回のセビリア滞在は雨が降っていたこともあって、ほとんど外には出ず、立ち寄ったのは、安い洋服が売っている Primark と近所のスーパーくらいでした。コンピューターも持参していなかったので、私のしたことはひたすら Netflix 鑑賞です。
先ず最初に見たのは、イギリス王室のドラマ "The Crown"
女王の伴侶のフィリップ王子があまり良い人のようには描かれていないように思いました。スペインの前ソフィア女王のいとこだったと思います。チャールズ皇太子がまだ子供の頃、名門イートン校に行きたかったのに、スコットランドの過酷な学校に入れられて、とても可愛そうでした。その学校はフィリップ王子も入れられて辛い思いをしたけれど、そこで自分は現実を知り鍛えられた、ということで、息子にも同じことを感じて欲しかったようです。ですが、後にあの生活は監獄に入れられているようだったとチャールズ皇太子は語ったとありました。
そして次は日本のアニメ「森のピアノ」です。
そうそうたるピアニストが担当していて、素晴らしい演奏が聴け、これはアニメを超えている作品だと思いました。主人公の一ノ瀬海のピアノを誰が弾いているのかはふせられていますが、2021年ショパンコンクールで第2位だった反田恭平さんが弾いているようです。表向きは一ノ瀬海の先生である阿字野壮介のピアノということになっています。
次に見たのは、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
シリーズものと映画版の両方、結構クタクタになりながら見ました。今は出すことがほとんど無くなった手紙ですが、その手紙を通して人の気持を伝える、心が開かれる。そして過去の人と会話するということもあります。
日本に7ヶ月滞在した2020年、実家にある自分の過去のガラクタを沢山処分しました。その中に沢山の手紙がありました。あまり自分は手紙が得意ではなかったので書いていないと思っていたんですが、想像以上に自分は手紙のやり取りをしていたんだなと改めて知って驚きました。その中に捨てられない手紙があり、それはまた箱の中にしまいました。今は亡き母からの手紙です。
Netflix をまた見る機会があれば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンをみたいです。ヴァイレットの声優の石川由依さんの声がとても綺麗で、あんな声が出せたら良いなって思いました。
ちなみになぜ Netflix をサブスクリプションしないかというと、止められないからです。シリーズ物なら最後まで見ないと気がすまないので、毎夜徹夜になってしまいそうで怖いんです。
ほとんど家からでなかったので、友人の愛猫のルナちゃんとは少し距離が縮まりました。ルナちゃんはとっても可愛いんですが、家族以外触らせてくれないんです。近寄ってきて、足元にじゃれつくんですが、私が撫でようとすると引っ掻くんです。でもずっと家にいたので、私の存在を少しは認めてくれたみたいです。
そしてこの Netflix 三昧にも終止符が打たれることになりました。ローラ家族が28日(火)の夜にマヨルカ島から戻ってきて、次の日早々にコルテス村に皆で帰ってきたんです。猫のルナちゃんも一緒です。
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