朝、外を見ると、飛行機雲が色づいていて、とてもきれいな朝焼けが広がっていました。
この日は少し仕事がありました。最近は仕事が少ない日もあるので、仕事があるとほっとします。
午前中にはAmazonの荷物も届きました。私はAmazonの荷物を、できるだけ郵便局で受け取れるように設定しています。郵便局が閉まる午後2時までに取りに行かないと、次は週明けの月曜日です。
荷物を受け取って家に戻ってからは、友人に頼まれていたスペイン語の文章を英語に訳す作業を少し進めました。
そんなことをしていたらすっかり遅い昼食になりました。昼食をとっていると、セビリアに住む友人のローラから電話がかかってきました。
「村に来ているから、出ておいで」
ということで、バルへ行くことになりました。
ジーンズを履いて家を出たのですが、外に出てみると驚くほど暑く、「これは無理」とすぐに引き返しました。もう9月も終わりに近いというのに、夏服に着替えて再び出発です。
バルでは景色を見ながらローラとしばらくビールを飲みました。
その後は彼女の家へ移動して、タパスを食べながらまた飲みました。
それから再び外へ出ると、バルにイギリス人の友人がいたので、しばらく一緒に話をしました。
彼はこれまでアジアをかなり旅していて、日本にも行ったことがあります。そんなことから、昔の旅の話になりました。
自分が行った場所のこと、彼が見た日本のこと。旅をしてから随分時間がたっていても、誰かと話していると、その時の景色や空気がふっと戻ってくるものです。
そして、この夜が何より素晴らしかったのは、その気候でした。
薄い夏服一枚のまま、カーディガンさえ羽織らず、外で気持ちよく過ごせます。こんな夜は、おそらく今年最後ではないかと思いました。
ここからは少しずつ気温が下がり、秋が深まっていきます。昼間はまだ夏のように暑くても、山の村の季節は確実に次へと向かっています。
空には、もう少しで満月を迎える月が浮かんでいました。
辺りからは鈴虫のような虫の声も聞こえてきます。
暑くもなく、寒くもなく、薄着のままでいつまでも外にいられる夜。
夏が終わる前に残してくれたような、本当に素晴らしい夜でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。















