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【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)
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2026/09/19

9月7日(月) 犬が立ち止まった朝、庭に現れたうさぎ

朝8時を少し過ぎた頃、犬と散歩に出ました。

今日はちゃんと一周歩くぞ、と思って家を出たのですが、朝は思った以上に涼しく、「サマーセーターを着た方がよかったかな」と感じるほどでした。それでも薄手のカーディガンを羽織っていたので、そのまま歩き始めました。

犬も最初は元気よく歩いていました。

ところが途中で突然立ち止まり、地面の匂いを嗅ぐのではなく、鼻を上げて空気の匂いを嗅いでいます。そして、その場から動かなくなってしまったんです。

「あれ?」と思いました。

この犬はそれほど大きくありません。体重は、おそらく15キロ前後でしょうか。少しおデブちゃんになっているので、もう少しあるかもしれません。

何か危険なものの気配を感じたのかもしれないと思い、「じゃあ、帰る?」と言うと、今度は素直に家の方向へ歩き始めました。

一度家の前を通り過ぎ、その先までもう少し歩いてみましたが、やはり途中で戻りたそうにします。結局、この日の散歩は予定していた一周コースを諦めました。

以前飼っていた犬は35キロほどある大型犬でした。その頃の散歩では、こちらが「怖い」と思うことはほとんどありませんでした。

むしろ、向こうから犬などが来れば、こちらの犬が相手に危害を与えないよう気を付ける側でした。

ところが小さな犬と歩いていると、少し感覚が違います。本人が何かを怖がっている様子を見せると、「これは無理をしない方がいいな」と思います。

犬には人間には分からない匂いや気配が分かるのでしょう。

結局、朝の散歩は短めに切り上げて帰宅しました。

午後になると、また気温が上がってきました。

「最後にもう一度プールに入ろうかな」とも思ったのですが、この日は仕事を終わらせることにしました。

納期そのものはもう少し先です。ただ、分担して翻訳している仕事で、他の方はすでに担当部分を終えていました。私だけいつまでも残しておくのも気になるので、「今日は仕上げよう」と決めました。

それでプールは諦め、仕事を済ませました。

夕方には、庭の植物に水をやりました。

この家では、留守の間も植物に水をやるよう頼まれています。家の周りはホースで水を撒けるのですが、少し離れた場所にはジョウロを持って行かなければなりません。

そこにはトマトなどを育てている一角もあります。

水をやろうとそこへ行くと、うさぎがいました。

この家でもうさぎを一匹飼っています。ただし、そのうさぎは今はケージの中です。家の人が留守なので、外へ自由に出すわけにはいきません。私は餌と水をあげるだけです。

ところが、庭にいたのは別のうさぎでした。

しかも、いかにも野生のうさぎという姿ではありません。

この辺りで見かける野生のうさぎは、普通は茶色で、毛も短く、すっきりした姿をしています。それに対して庭に来ていたうさぎは、白とグレーが混ざったような色で、毛もふわふわしています。

どこか飼いうさぎらしい姿なのです。

この家で飼われているうさぎも、ペットショップで買ったというより、近所で生まれた子をもらったような話を聞きました。

そのため、庭にやって来るこのうさぎも、同じ辺りで生まれた仲間なのかもしれません。どこかの家から逃げたのか、それともそのままこの辺りに住み着いたのか。詳しいことは分かりません。

犬が近づかないよう扉を閉めてから、私はしばらくそのうさぎを眺めていました。

向こうも、じっとこちらを見ています。

「何もしないからね」

そう話しかけたら、逃げずにじっとしていました。

野生なのか、元飼いうさぎなのか、それとも近所を自由に行き来しているだけなのか。

人間には分からないことが、ここには結構あります。

水やりを終え、夜は前日から見ていた『ピアノの森』の続きを見ました。

何度も見ている作品なのですが、やはりまた感動してしまいます。

その後は『四月は君の嘘』。こちらも音楽が中心の作品で、ピアノとバイオリンが登場します。

私はこういう音楽を題材にした作品が好きです。

ただ、見始めた頃には少し遅い時間になっていたので、途中をかなり飛ばして最後の2話を見ることにしました。

こうして一日が終わりました。

朝は犬が何かの気配を感じ取って立ち止まり、夕方は庭で見知らぬうさぎと見つめ合いました。

動物たちのおかげで、自然の中で暮らしていることを改めて感じる一日でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2026/09/18

9月6日(日) 犬と歩く朝、午後はひとりプール

朝は薄い雲が空を覆い、かなり涼しく感じました。せっかくなので犬と散歩に出ようと思いながら、少しゆっくりしていたら、家を出たのは11時頃になってしまいました。

この辺りには、ぐるりと一周すると1時間半ほどかかるハイキングコースがあります。朝の涼しさが続いていたので、今日は一周できるかもしれないと思って歩き始めました。

ところが、途中から太陽が顔を出し、急に暑くなってきました。

私一人ならそのまま歩けそうでしたが、犬には少し暑すぎます。この先まで行かせるのはかわいそうだと思い、途中で引き返すことにしました。

本当はもう少し先まで歩いて、川に架かる細い橋まで行くつもりでした。一人ずつしか渡れないような小さな橋で、そこを渡ると川の反対側へ出られます。

川まで行けば犬も水に入って涼めると思っていたのですが、そこへ着く前に暑そうになってしまいました。

途中には、今年2月の嵐で崩れた道もあります。

道路の半分ほどが削られたままで、まだ修復されていません。その横を歩きながら、「また大雨が降ったら、ここもさらに崩れるのではないか」と少し心配になりました。

短い散歩にはなりましたが、それでもこの辺りは歩くには気持ちの良い場所です。

帰宅してからはブログを書いたりして過ごしました。散歩の途中に立ち寄るかもしれないと友人に伝えていたので、「暑くなったので途中で引き返した」と連絡も入れました。

そして2時過ぎに昼食。

日本にいた頃なら随分遅い昼食ですが、スペインで長く暮らしていると、私もすっかりこの時間が普通になっています。

昼食後、しばらくするとまた暑くなってきました。

朝はあれほど涼しかったのに、午後になると気温は一気に上がります。前日は34度ほどまで上がったようです。この辺りでは、午後4時、5時頃になって一番暑くなることも珍しくありません。

そこで、庭のプールへ入りました。

一人で入るプールです。

何とも贅沢です。

夏にペットシッティングを頼まれると嬉しい理由の一つが、こういう時間かもしれません。もちろん毎回プールのある家というわけではありませんが、今回は犬たちと一緒に留守番をしながら、暑くなればプールにも入れます。

9月に入ると、年によってはもう寒くなって、プールどころではないこともあります。今年は朝晩こそ涼しくなってきましたが、昼間はまだ真夏のような暑さです。

夏の終わりに、静かな庭で一人プールに入る。

なかなか良いものです。

プールから上がってシャワーを浴び、髪も洗いました。今回はドライヤーを持ってきていません。昼間の暑いうちなら自然乾燥で十分ですが、夜になってから洗うとさすがに冷えそうなので、早めに済ませておきました。

私が寝泊まりしているのは、母屋の横に建っている小さなコテージです。普段は宿泊用に貸し出しているところで、テレビもあります。

Netflixが見られるか試してみましたが、こちらでは見られませんでした。

一方、母屋のテレビではNetflixが見られます。コテージのキッチンは現在ガスが使えず、電子レンジしか使えないので、火を使って料理をする時には母屋のキッチンを使わせてもらっています。Netflixも見ていいと言われていたので、夜は母屋へ移動しました。

何か新しい作品を見ればいいのですが、結局選んだのは、以前から大好きな「ピアノの森」です。

何度見ても好きなものは好きです。

物語が進むにつれて、また感動してしまい、気が付けば遅くまで見ていました。何度も目が潤みます。

この先はいよいよコンクールの場面です。

明日は続きを流しながら、ピアノの音楽をBGM代わりにして、仕事やブログを書こうかなと思っています。

朝は犬と散歩をして、午後は一人でプールに入り、夜は好きな「ピアノの森」を見る。

そんな、ワンちゃんと二人きりの日曜日でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2025/11/03

11月3日(月) 秋晴れのハイキングと自由な生き方

今日は、ハイキングに行ってきました。参加したのは全部で5人。月に一度ほど集まって歩くグループで、それ以外は行きたい人がいればその都度声をかけ合う、ゆるやかな仲間たちです。

今回は隣の村からコルテス村まで歩くコース。案内には「2時間くらい」と書いてありましたが、終わってみればなんと4時間の道のりでした。

それでも、道はさほど険しくなく、アップダウンもほとんどありません。天気も良く、日差しは強く、まるで夏のようで、一枚一枚着ている物を脱ぎながら、最後は半袖で歩いていました。

このハイキンググループにはちょっとした特徴があって、「ワイン」が付きものなのです。今日も例に漏れず、途中で誰かがボトルを取り出し、皆で少しずつ分け合って飲みました。私は週末にすでに少し飲みすぎていたので、ほんのひと口だけ。それでも青空の下で飲むワインは、特別においしく感じました。

一緒に歩いたのは人間だけではなく、2匹の犬も参加していました。1匹はゴールデンレトリバーと何かのミックスで、35〜36キロほどある立派な体格。動くものを見ると走っていってしまうので、リードはしっかりと。

もう1匹は「ドッグレース」で走っていたという引退犬のグレイハウンドです。その飼い主の女性はイギリスから車で犬と一緒にやって来たのだそうです。

彼女はとてもアクティブで、私より4〜5歳年上なのに、足取りは軽やか。聞けばロンドンに家を持っていて、それを貸し出し、その家賃収入で旅をしながら暮らしているそうです。

スペインに来る前はイギリスの海辺の近くに8か月ほど家を借り、今はコルテス村に3か月ほど滞在しています。そして次はスコットランドへ行く予定だとか。そんな暮らし方ができるなんて、本当に自由で素敵だなと思いました。

コルテス村

帰宅してシャワーを浴びたあと、どうやら虫に刺されたのか体が少しかゆくて、足には水ぶくれもできていました。それでも4時間歩けたのは、平坦な道だったおかげです。もし急な坂が多かったら、きっともう少し大変だったでしょう。

私は一番後ろを歩いていました。みんな足が長いので、同じペースのつもりでもどんどん差がついてしまうのです。でも、川沿いや鉄道の線路を眺めながら、マイペースで歩く時間は心地よく、のんびりとハイキングを満喫できました。

今、日本では熊の出没が話題ですが、ここには熊はいません。今回は鹿がいたようですが、残念ながら私は見られませんでした。

野生動物に怯えることなく、安心して歩けるこの道と、明るい仲間たちに囲まれて、今日もいい一日になりました。

最後までご覧いただきありがとうございます。