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【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)

2026/09/12

8月31日(月) 村を離れてペットシッティング、8月最後の日

今日からペットシッティングです。

今は車を修理に出していて手元にないため、友人のマルコスに迎えに来てもらいました。

「家を出る時にメッセージを送ってくれたら、それまでに荷物を下へ運んで待っているから」と言ってあったのですが、

突然「もう家の前にいるよ」と連絡が来ました。

えっ、もう?

慌てて荷物を持って階段を降り、そのまま友人宅へ向かいました。

今回留守番をする家の二人は、11時頃に出発する予定だと聞いていましたが、結局出たのはお昼12時頃でした。アリカンテのもう少し先の方へ出かけ、イギリスから来る友人たちと合流して、借りたヴィラのような所で何日か過ごすそうです。

二人とも旅慣れています。それでも出発前には、「最近は旅行そのものより、荷造りや準備をするだけで疲れるようになった」と話していました。

若い頃からずっと旅行をしてきた人たちです。それなのに最近は、「もう家にいるのが一番いい」と言うようになりました。

それを聞きながら、少し分かる気がしました。

旅行は楽しいのですが、出かけるまでの準備、帰ってからの片付け、洗濯、荷解きなどを考えると、それだけで一仕事です。年齢とともに旅の楽しみ方も少しずつ変わっていくのでしょう。

とはいえ、二人は楽しそうに出発していきました。

問題は、その後です。

私はてっきり木曜日に戻ってくるものだと思っていました。木曜日の夜にここを出て自宅へ戻り、洗濯をして、翌日から始まる次のペットシッティングの準備をするつもりだったのです。

ところが出発間際になって、

「ごめん、帰るの金曜日だった」

と言われました。

えっ、金曜日?

私も金曜日から次のペットシッティングがあります。

しかも次の家はさらに田舎にあるので、食料を買い込み、簡単な作り置きも用意して持っていくつもりでした。何度も買い物に出るのが面倒な場所なので、最初にある程度準備しておきたいのです。

木曜日に自宅へ戻れば、その日のうちに洗濯をして、今の陽気ならすぐ乾かすこともできます。翌日の荷物も落ち着いて準備できるはずでした。

その一日がなくなりました。

さて、どうしよう。

さらに今は車がありません。次の家の人には、車がまだ戻ってこなければ迎えに来てもらうことになっています。

一方で、それまでに修理が終われば、別の友人に迎えに来てもらって車を取りに行き、一度家へ戻って荷物を入れ替え、それから次の家へ向かうこともできます。

頭の中で、いくつもの予定を組み直しています。

しかも次のペットシッティングも、最初は火曜日までと聞いていたのに、メッセージを読み返すと月曜日までになっています。

一体どうなっているのでしょう。

とはいえ、村では夏祭りも終わり、夏だけ滞在していた友人たちも次々と帰っていきました。

この時期になると、村の店も休暇に入り始めます。八百屋も休みに入り、バルも一軒、また一軒と閉まっていきます。

友人もいない。バルも開いていない。

それなら村の自宅で一人でいるのも、こうして人の家で一人で留守番をしているのも、それほど変わりません。

幸いなのは、天気が良いことです。

9月に入ると、アンダルシアの山間部ではそろそろ雨が降ることがあります。それでも晴れれば、まだ夏のように暑くなります。

この家の友人は、万一寒くなった時のためにヒーターまで用意してくれていましたが、今のところその心配はなさそうです。

そして次に行く家にはプールがあります。

天気予報を見ると、金曜日は34度くらいまで上がりそうです。それなら、まだ泳げるかもしれません。

その後は少しずつ気温が下がっていくようなので、泳ぐなら最初の数日でしょう。

そう考えると、水着も一度家へ取りに帰りたいところです。

やはり一日の予定変更は地味に痛いのです。

そんなことを考えながら、午後は仕事をしていました。

8月も今日で終わるので、区切りが良いところまで仕事を片付けてしまおうと思い、夜の9時頃までパソコンに向かっていた時です。

突然、ブーンという音がしました。

見ると、大きな蜂が飛んでいます。

しかも脚の長い蜂です。

どこかに隠れていたものが、電灯を点けた途端、光に向かって飛んできたようです。

「どうしよう、どうしよう」

一人で慌てました。

今週はビールを飲まないつもりでした。ところが家主の友人が出かける前に、

「食べ物は何もないけど、ビールだけは置いてあるからね」

と言っていました。

蜂を目の前にして、なぜか、

「これはもうビールを飲むしかない」

という気分になりました。

とりあえずビールを開けます。

そういえば、この家には殺虫剤があるはずです。以前ここへ来た時、友人が使っているのを見たことがあります。

探してみると見つかりました。

しかし蜂が飛んでいる電灯は、私のパソコンの斜め上です。

ここで殺虫剤を噴射したら、パソコンにもかかってしまいます。

それは困ります。

また「どうしよう」と考えているうちに、蜂の姿が突然消えました。

どこへ行ったのだろうと思って辺りを見ると、テーブルの上に落ちています。幸いパソコンの上ではありませんでした。

おそらく電球の熱にやられたのでしょう。

今度は、ハエ叩きが欲しくなりました。

こういう時のために、ペットシッティングへ来る時はハエ叩きを一本持って歩くべきなのかもしれません。

今回はお箸も菜箸も忘れました。毎回何か一つ忘れます。

仕方がないので平たい物を探し、蜂をパンッと叩きました。

潰してしまったかと思い、しばらく動けずにいました。

そっと確認すると、まだ動いています。

今度は床へ払い落とし、ホウキと塵取りを持ってきて、そのまま外へ出しました。

ホウキにくっついたままだったのか、その後どうなったのかは分かりません。

とにかく家の中からはいなくなりました。

ほっとしました。

私の住んでいる村も十分田舎ですが、自宅なら虫が入ってこないよう自分なりに気を付けています。

ところが、こうしてさらに自然の中にある一軒家へ来ると、外には木も草もたくさんあります。その分、虫も当たり前のように入ってきます。

次に行く家では以前、ムカデが出ました。

ペットシッティングをしていると、少しホリデー気分を味わえる一方で、こういう田舎暮らしらしい出来事も付いてきます。

蜂の騒動が収まって外を見ると、庭の木にはレモンがたくさん実っています。

まだ黄色ではなく、全部緑色です。

いつ頃、黄色くなるのでしょう。

この家のレモンは、実るといつも少し分けてもらいます。

次に来る頃には、少し色が変わっているかもしれません。

夏祭りが終わり、村のプールも閉まり、友人たちも帰っていきました。

そして8月最後の日、私はまた別の家で、少し違った日常を始めています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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