この日は昼過ぎ、友達と「タパスでも食べに行こう」という話になりました。
スペインの昼食時間は日本よりかなり遅く、こちらでは午後2時頃でも普通に「お昼」です。1時過ぎに出かけたのですが、フェリアが終わったばかりということもあって、村のバルはことごとく閉まっていました。
祭りの間はどこも忙しかったので、その後に数日休みを取る店が多いのです。長期休暇というほどではありませんが、村全体が少し一息ついているような雰囲気でした。
そんな中、村の端の方にある「カフェテリア・マリア」が開いているというので、そこまで行ってみることにしました。名前はカフェテリアですが、きちんと食事のできるレストランでもあります。
ところが、行ってみるとこの日はタパスがありません。注文できるのは、もう少ししっかりした料理だけとのことでした。
そこで何品か頼んで、皆で分けて食べることにしました。
まず注文したのはトマトの一皿です。私はもっと簡単に、切ったトマトが皿に並んで出てくるようなものを想像していたのですが、実際に運ばれてきたものは思っていたよりずっと豪華でした。
使われているのは、この辺りで採れた地元のトマトです。
さらに、焼いたイベリコ豚に生ハム、ポテトと卵を添えた料理も注文し、それを皆で取り分けました。ビールを飲みながらの、ちょっと遅めの昼食です。
食事の後は、そのまま村営プールへ向かいました。
少し泳いだのですが、もう水がかなり冷たくなっています。それ以上に感じたのが、気温の変化でした。
ついこの間まであれほど暑かったのに、ここ数日で気温が一気に下がっています。まるで階段を何段も飛ばして、急に夏から秋へ移ったようです。
それでも少し泳ぎ、プールのテラスでまたビールを飲んでから家へ戻りました。
フェリアが終わった途端、村はすっかり秋の空気です。
昼間、太陽の下にいればまだ暑く感じます。それでも日陰に入ると、半袖ではそろそろ肌寒いかなと思うほどになりました。
毎年のことなのかもしれませんが、祭りが終わると夏まで一緒に終わってしまうような気がします。あれだけ賑やかだった村が静かになり、気温まで下がると、その変化が余計にはっきり感じられます。
家に帰ると、冷蔵庫にビールが一缶残っていました。
せっかくなのでそれを飲みながら、残っていたオタフクの焼きそばソースを使って焼きそばを作り、一日が終わりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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