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【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)
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2026/06/26

6月19日(金) 炭火焼きの昼食と、夏至の日の出の約束

昼は、長い付き合いの友人と食事に出かけました。向かったのは、この村から二つほど先にある駅の村です。車で20分から25分ほどの距離にあります。

レストランは駅の端にあり、かつて倉庫として使われていたらしい古い建物を改装した店です。昔の鉄道施設の面影が残り、味わいのある佇まいをしています。

現在、この区間には列車が通っていません。2月の嵐で線路が傷み、修復作業が続いているためです。これまでのディーゼル車から電車に切り替えるための工事も行われている、という話も耳にしました。今は列車の代わりに、バスが運行されています。

そのため、平日の駅周辺はひっそりとしています。この日は金曜日だったので、もう少し人がいるかと思いましたが、店内もそれほど混んでいませんでした。ただ、週末になるとハイキングを楽しむ人たちが訪れるので、もう少し賑やかになるのでしょう。

この店は、炭火で焼く肉料理で知られています。店内には炭火の焼き台があり、そこで肉を焼いてくれます。以前から評判を聞いていたので、友人を誘って行ってみることにしました。

今回の食事には、日頃のお礼という意味もありました。前回、旅行から戻った際にはロンダまで迎えに来てもらうなど、何かと助けてもらっています。香港にいた頃からの古い友人なので、普段は改まって礼を言うような間柄ではありません。それでも、時々はこちらから食事に誘っています。

近頃のスペインは、外食の値段がかなり上がっています。さらに円安も重なり、日本円に換算すると、数年前の倍近くになったように感じることもあります。

値段が高くても、それに見合う料理が出てくれば納得できます。この日の肉も、味そのものは悪くありませんでした。ただ、残念だったのは、熱々ではなかったことです。

焼いた肉は、肉汁を落ち着かせるために少し休ませるものだといいます。さらにスペインのレストランでは、前菜を食べ終わってからメインディッシュを出すことが多いため、テーブルに運ばれてきた時には、すでに少し冷めていました。

暑い季節なので、店側としてはそれほど気にならないのかもしれません。それでも日本人の感覚としては、焼きたての肉が運ばれてきて、「熱い」と言いながら食べたいところです。

スペイン料理で本当に熱いまま出てくるものは、土鍋の中で煮立っているアヒージョくらいではないかと思うことがあります。

メインの牛肉

ヤギのチーズ

写す前にほぼ食べてしまいました。

ずいぶん昔、地中海沿岸のリゾート地、コスタ・デル・ソルのマルベーリャへ行った時も、出てきたパエリアが冷めていました。それ以来、同じような場面に出会うたびに、今度こそ店に伝えようと思います。

「前菜が終わっていなくても、メインディッシュが出来上がったら、すぐに持ってきてほしい」

ところが、注文する時になると、いつも言うのを忘れてしまいます。次回こそは、絶対に伝えようと思います。

食事代は、少しのチップを含めて二人で約80ユーロでした。(スペインはアメリカのようなチップ制ではありません)今の為替で考えると、1万5,000円近くになります。昼食にそれだけ支払ったことを考えると、料理には少し物足りなさが残りました。

それでも、友人とゆっくり話しながら食事ができたので、時間そのものは楽しいものでした。

結局、肉は自分で焼くのが一番おいしいのかもしれません。自宅でのバーベキューなら、焼き上がったものをその場ですぐに食べられます。少なくとも、熱々の肉を逃すことはありません。

食事を終えて村へ戻ると、今度はプールサイドのバルへ寄りました。一杯のつもりが二杯になり、そこにいた別の友人たちとも話しながら、しばらく過ごしました。

やがて話題は、明後日の日の出のことになりました。夏至の頃は、一年で最も昼の時間が長くなります。せっかくなので、皆で早起きをして日の出を見に行こうということになりました。

集合は朝5時半です。そのため、この日はそのまま金曜日の夜をバルで過ごすことはせず、土曜日も健康的に過ごして、早めに休むことにしました。

食事には少し心残りがありましたが、友人たちと楽しい時間を過ごし、最後には明後日の朝の約束までできました。料理の満足度だけでは測れない一日だったのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2026/06/06

5月30日(土) 夏の始まりのランチと、プールサイドの午後

この日も、前日に続いてスマホの整理をしていました。動画を削除したり、使っていないアプリをクラウドに移したりして、なんとか空き容量を作ろうとしていたのです。

ワンちゃんとの散歩道の景色

少し前から、スマホのアップデートをしなければと思っていました。けれども、空き容量が足りず、ずっと後回しになっていました。ようやく必要な容量まで減らせたので、あまり深く考えず、そのままアップデートを始めました。

ところが、始めてから少し不安になりました。これから出かける予定があるのに、もし時間がかかったらどうしよう。誰かから連絡が来たら困るな。そう思いながら画面を見ていましたが、幸いアップデートは無事に終わりました。

ほっとしたのもつかの間、今度はストレージがいっぱいになってしまいました。空き容量を作ってアップデートしたはずなのに、終わったら満杯になる。スマホというのは、なかなか思いどおりにはいきません。

そのあと、友人と食事に出かけました。

今、私は友人の家でハウスシッティングをしています。ワンちゃんと猫ちゃんの世話をしながら滞在している家です。そこから車で5分ほどのところに、以前から知っているレストランがあります。この日は、そこへ友人と行くことになりました。

その店は、昔は地元の人向けのバル兼レストランという雰囲気でした。気軽に入り、地元の人たちが食べたり飲んだりする場所です。

ところが、息子さんが経営に加わってから、少しずつ雰囲気が変わりました。お父さんもまだ現役で働いていますが、若い息子さんが店の方向性を変えたのだと思います。

今は地元の人は減り、ドライブで来る人や、少し特別な食事を楽しみたい人たちを意識した店になっています。

料理もよくなりました。その分、値段も上がりました。

この日は招待していただいたので、ありがたく食事を楽しみましたが、今そこでしっかり食べると、一人50ユーロくらいになります。ウクライナ紛争前の感覚では、同じような食事が25ユーロほどでできたと思います。つまり、ほぼ倍です。

しかも、そのころのユーロは日本円で130円台くらいでした。今は180円台です。そう考えると、もう日本円に換算してはいけない金額になります。スペインに住んでいても、日本円の感覚が残っているので、つい計算してしまいますが、最近は計算すると胸が痛みます。

それでも、食事はおいしく、楽しい時間でした。

料理の写真を撮ろうと思ってスマホを出したところ、画面に「ストレージがいっぱいで写真を撮れません」と出ました。朝からあれだけ整理していたのに、ここで撮れないのかと、思わずがっかりしました。

仕方がないので、友人に写真を撮ってもらい、あとで送ってもらうことにしました。便利なようで、こういう時に限って使えないのがスマホです。




食事を終えて家に戻ると、プールに友人が二人来ていました。

私も入ろうかと思ったのですが、食事の時にビールを飲んでいたので、少し迷いました。酔っている時にプールに入るのは、やはりやめておいた方がいいと思い、そのままプールサイドで過ごすことにしました。

日陰になっているプールのそばに座って、ビールを少し飲みながら、夕方の空気の中でおしゃべりを楽しみました。スペインの田舎らしい一時です。

友人たちが帰ったのは、夜8時半ごろでした。

少し前までなら、この時間になると急に気温が下がっていました。昼間は暖かくても、夕方から夜にかけては上着が必要になることが多かったのです。けれども、この日は違いました。8時半を過ぎても、空気がまだ暖かいままでした。

「ああ、夏が来たな」と思いました。

もちろん、スペインの山あいの村では、6月10日ごろまでは急に涼しさが戻ることもあります。それでも、これからは基本的に暖かい日が続きます。そして、いよいよ乾いた季節に入ります。雨が少なくなり、空気はさらに乾き、日差しは強くなっていきます。

今年の夏は、かなり暑くなるという予想もあるようです。スペインの夏は好きですが、本格的に暑くなると、体力も必要です。

この日一緒に食事をした友人の一人は、近くに家を持っているイギリス人です。昨夜こちらに到着したばかりだと言っていました。久しぶりに自分の家に戻った彼女の話が、とても印象に残りました。

少し前に川が氾濫した時、家に住めなくなった友人がいたそうです。そのため、彼女は自分の家をその人に貸していました。そして今回戻ってきて家に入ると、室内はきれいにしてあったそうです。

ところが、冷蔵庫を開けてみると。。。

電気を切ってあった冷蔵庫の中に、食べ物が残っていたのです。想像するだけでも怖いですが、当然、ものすごい臭いになっていたそうです。中のものを捨て、掃除をし、漂白剤も使ったけれど、まだ臭いが取れないと言っていました。

「どうしたら取れるのかしら」と言いながら、彼女は笑っていました。

その話を聞いているうちに、彼女は以前にも似たような経験をしたことがあると言い出しました。冷凍のエビを買っておき、次に来る家族か友人のために置いていったそうです。スペインでは、塩ゆでしたようなエビをよく食べます。バルでも出てくる、ビールによく合うつまみです。

ところが、その後に停電かヒューズのトラブルがあり、冷凍庫の電気が止まってしまいました。しばらくしてご主人が家に来た時、冷蔵庫の中は大変なことになっていたそうです。扉を開けると、強烈な臭いとともに、ハエの幼虫のようなものが沢山出てきたと言っていました。

結局、冷蔵庫を外に出し、ホースで水をかけて洗ったそうです。

本人はその話を、けらけら笑いながらしていました。大変な話なのに、どこか明るいのです。彼女は金髪の、とてもかわいらしい女性で、こういう話をしても重くなりません。

困った出来事も、あとから笑い話にしてしまうようなところがあります。少し天然なところもありますが、そのおおらかさが彼女らしい魅力です。

その話を聞いて、私も昔のことを思い出しました。

以前、元夫の母から、乾燥したエビをたくさんもらったことがあります。プラスチックの容器に入ったもので、「出汁に使ってね」という感じでした。ありがたく受け取ったものの、普段から使い慣れている食材ではなかったので、そのまま棚にしまい込んでしまいました。

ある日、ふと思い出しました。

「ああ、そういえばエビがあった。あれで出汁を取ってみようかな」

そう思って棚から容器を取り出すと、中で何かが動いていました。

虫でした。

思わず悲鳴を上げました。幸い、冷蔵庫の中ではなく、容器ごとそのまま捨てればよかったので被害は小さかったのですが、あの時の衝撃は今でも忘れられません。

友人の冷蔵庫の話から、そんなことまで思い出しました。

スマホの容量に振り回され、値上がりしたレストランで食事をし、プールサイドで夏の始まりを感じ、最後は冷蔵庫とエビの話で大笑いする、いろいろな場面が詰まった一日でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2026/05/24

5月17日(日) 嵐の名残と、村のレストランと、いつものバル

朝起きて朝食を済ませたあと、隣村の駅まで出かけました。

駅の近くには川が流れています。少し前の嵐の時、この川は水が一気に増えて氾濫し、周辺に被害が出ました。普段は静かな川でも、雨が続くとまったく違う姿になります。スペインの田舎に暮らしていると、自然がすぐそばにあることをこういう時に強く感じます。

川は、すでにいつもの姿に戻りつつありました。それでも水量はまだ多く、流れも速く、嵐の名残が残っていました。水面を眺めながら歩いていると、二月の激しい雨と、いま目の前にある穏やかな景色が重なって見えます。

スペイン旅行というと、青空、広場、バル、歴史ある街並みを思い浮かべる方が多いと思います。けれど、小さな村の川辺にも、その土地の日常があります。観光名所ではなくても、こういう場所を歩くと、暮らしの中のスペインが見えてきます。

まだへその緒が付いている子羊

川の近くをぐるりと一周しました。全部で三十分ほどの散歩です。水の音を聞きながら歩き、涼しい空気を感じて、また村へ戻りました。特別なことをしたわけではありませんが、旅先でこういう道を歩く時間があると、その土地の印象は少し変わると思います。

散歩のあとは、村で人気のあるレストランで昼食をとりました。家族連れや近所の人たちが集まり、急ぐことなく食事をしています。

私たちが注文したのは、プルポ(タコ)

ガンバス・アル・ピルピル。いわゆるエビのアヒージョです。

メインはイベリコ豚のセクレトでした。

セクレトは霜降りのように脂が入り、やわらかい部位です。

食事を終えて家に帰る前に、プールの近くにあるバルに立ち寄りました。そこにイギリス人のマルコスとアレックスがいたので、一緒にビールを飲みました。

この村では、こういう偶然がよくあります。約束をしていなくても、バルに行けば誰かがいる。少し座って、飲み物を頼み、近況を話す。それだけで午後が過ぎていきます。

家に戻ってからは、ゆっくりとYouTubeを見ました。その時、普段自分がどんな動画を見ているのかを友人に見せました。

YouTubeはテレビとは違います。テレビは自分が選ばなくても、いろいろな番組が流れてきます。一方でYouTubeは、自分の興味に近いものばかりが表示されます。その分、気づかないうちに見るものが偏っていきます。

だから、友人と「普段何を見ているのか」を見せ合うのは、ちょっとした情報交換になります。自分では選ばない動画や考え方を知るきっかけになるからです。スペインの暮らしというと、外で人と会う時間が印象に残りますが、家で過ごす時間にもその人の日常が出ます。

マラガやセビリアで過ごしてから村に戻ると、やはり涼しく感じます。寒いわけではありませんが、今年は暖かくなるのが少し遅いようです。それでもこの時期は暑すぎず、寒すぎず、歩くにはちょうどいい季節です。

もうひとつ気になっているのは、花粉症です。例年なら五月十日ごろには目が痒くなり始めるのですが、今年はまだその反応が出ていません。どうやら少し遅れているようです。天気や植物の状態は年によって変わるので、同じ季節でも毎年まったく同じではないのでしょう。

二月の嵐で氾濫した川を見に行き、村のレストランで昼食をとり、バルで友人とビールを飲み、家で動画を見ながら過ごす。

旅行から戻ってきて、少しずつ日常に戻っていく。そんな一日でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2026/05/22

5月15日(金) トリアナのバル巡りと、セビジャーナスの夜

朝は、セビリア中心部にある老舗のお菓子屋さんに入りました。ショーケースには甘いものが並んでいましたが、その横にカフェコーナーがあり、コーヒーとサンドイッチを注文しました。

サンドイッチは野菜入りで、見た目はなかなか良かったのですが、野菜の水分がパンに少し染みていました。それでも、二人で半分ずつ食べるにはちょうどよい量です。旅先では、少しお腹に入れるくらいの軽い朝食が、かえって心地よく感じることがあります。


その後は、ショッピング通りを少し歩いてから川を目指しました。

橋を渡ると、そこはトリアナ地区です。トリアナに住んでいるローラの家へ向かいました。セビリアの中心部とは違い、トリアナには独特の空気があります。川を渡るだけで、町の雰囲気が少し変わるように感じられるのです。

観光客ももちろんいますが、中心部ほど多くはありません。まだ地元の人たちの暮らしがしっかり残っていて、歩いているだけでも落ち着く地区です。

ローラの家に着くと、手作りのガスパチョを一杯出してくれました。これから暑い季節に向かうスペインでは、ガスパチョがますますおいしくなる時期です。

「飲みに行く前に、ビタミンを取らないと」というローラの心遣いでした。外食が続く旅の途中では、野菜の味がする一杯がとてもありがたく感じられます。

少し休んだあと、近くのバルへ向かいました。

ここで食べたのが、私の大好きな「コキーナ」という小さな貝です。ウエルバの方から来るそうで、シンプルですが、貝のうまみがしっかりあります。

そして「トルティージャ・デ・カマロン」も食べました。小エビを使った料理で、日本の小エビのかき揚げを、薄く平べったくしたようなものです。とてもおいしかったのですが、残念ながら写真を撮るのを忘れてしまいました。

トリアナは、セラミックでも知られている地区です。ローラが知り合いの店があると言うので、次のバルへ行く前に、その陶器の店にも立ち寄りました。

店には、タイルや小物など、いかにもトリアナらしい色合いの品物が並んでいました。私はそこでコースターを買いました。それから、開けたワインボトルに使う栓も買いました。

旅先では、大きなものはなかなか買えません。けれど、こういう小さなものなら持ち帰りやすく、あとで使うたびにその町を思い出せます。実用品でありながら、旅の記憶にもなるところがいいなと思います。

次に寄ったのは、市場の横にあるバルです。

ここでは、ボケロネス・フリートスを食べました。片口イワシのような小さな魚のフライです。前の晩には、酢漬けにしたボケロネスを揚げたものを食べましたが、こちらは酢漬けではなく、そのまま揚げたものでした。

トルティージャも食べました。一緒に旅行している友人がそれをナイフで切っていたら、ローラの夫さんが驚いたような顔でじっと見つめていました。まるで「そんな切り方をしたら、トルティージャがかわいそう」と言っているようでした。こういう何気ない食べ方の違いにも、その国らしさが出るのだと思います。

次に向かったのは、セビリアのチームのベティスのファンクラブのような場所にあるバルでした。スペインでは、サッカーチームへの愛着が暮らしの中に自然に入り込んでいます。こうした場所に来ると、観光地としてのセビリアとはまた違う、地元の顔が見えてきます。

そこで「カラコレスを食べるか」と聞かれました。カラコレスとはカタツムリのことです。セビリアでは、小さなカタツムリをコンソメのようなスープで煮込んだ料理としてよく食べるそうです。

せっかくなので一皿もらいましたが、出てきた量が思ったより多く、見た目にもかなり迫力がありました。カタツムリが角を出しているので、私はあまりじっと見ることができません。

食べる時は、爪楊枝を使って中身を取り出します。ただ、慣れている人はそのまま吸って食べるそうです。私たちは少しだけ食べて、残りは一緒にいた人たちにお譲りました。

その後、川沿いにある別のバルへ行きました。


そこでは、フラメンコそのものではありませんが、フラメンコに近い雰囲気の歌のライブがありました。ライブが始まると、すぐにセビジャーナスが流れ始めました。

すると、まわりの人たちは当然のように踊り出しました。誰かが特別に準備していたわけではありません。セビジャーナスの音楽が流れれば、自然に体が動く。そういう空気が、そこにはありました。

こういう場面を見ると、セビリアという町に根づいている文化の深さを感じます。踊りは舞台の上だけにあるものではなく、バルの中にも、日常の中にもあるのだと思いました。

夜10時ごろになり、そろそろ宿泊先の方へ戻ることにしました。

ローラと別れて、タクシーを拾い宿に向かいます。

宿の近くには大きな広場があり、その周りにはたくさんのバルが並んでいます。金曜日の夜ということもあり、人がとても多く、広場全体がにぎやかな空気に包まれていました。

少し歩くと、まだ小腹が空いていることに気づきました。近くにはラーメン屋がありました。日本人がやっている店ではありませんでしたが、ラーメンなら中国系の店でも悪くないかもしれない、と思いました。

ところが、その向かいにインドカレーの店があったのです。見てみると、本当にインドの人がやっている店のようでした。結局、ラーメンではなくインドカレーを選びました。

これがとてもおいしかったです。スペイン旅行中にインドカレーを食べるというのも少し不思議ですが、旅の夜には、こういう予定外の選択が案外よい思い出になります。

カレーとライスとナン。やはり、どこか落ち着く組み合わせです。

食事を終えて宿に戻り、そのまま寝ることにしました。

ただ、この宿は音が少し気になる場所でした。ドアや窓は新しくなっていて、密閉性が高そうに見えたのですが、外の音はかなり聞こえてきました。

広場の近くということもあり、夜中の3時、4時ごろまで人の声や物音が続いていました。

さらに、その後は清掃の車が来ました。水を流しながら道を掃除する車で、その音もかなり響きました。

金曜日の夜のセビリアらしいにぎやかさではありますが、音に敏感な人には少し難しい宿かもしれません。

朝のコーヒーから始まり、トリアナのバル、陶器の店、ベティスのファンクラブ、カラコレス、セビジャーナス、そして最後はインドカレー。振り返ってみると、何か大きな観光名所を巡ったわけではないのに、とても濃い一日でした。

地元の友人について歩いていると、ガイドブックだけでは分からないセビリアに出会えます。何を食べるか、どの店に入るか、どこで足を止めるか。その一つひとつが、その町で暮らす人の感覚につながっているようでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2024/11/17

11月16日(土) ランチと夫婦別姓

今日は、イギリスから村に遊びに来ている友人の60歳の誕生日を祝うため、村のレストラン「カフェテリアマリア」に行くことになっていました。

とはいえ、村に到着してから悪いお天気が続き、さらに体調を崩したとのことで、肝心の友人自身は来ることができませんでした。

昨夜はローストチキンをたっぷりいただき、ワインもほぼひとり一本空けたので、正直なところ彼が来ないのなら行かなくてもいいかなと思いました。

昨夜のローストチキン

食後のチーズ

でも結局、他の仲間たちと5人でランチに行くことになりました。

最初はビールで乾杯し、その後は地元ロンダのワインを楽しみました。


メインディッシュにはイベリコ豚の「セクレト」と呼ばれる希少な部位の炭火焼きです。


他のメンバーはラムの足一本や、ステーキなどを注文。


それから最後はデザートとコーヒーで締めくくりました。


お酒も料理もまちまちなので、割り勘にはいつも少し思うところはあるのですが、仕方ありません。ということで今回は一人当たり45ドルほどの金額になりました。

ここ1年半で物価が急上昇していて、以前なら同じような食事が一人25ドルくらいで済んだものです。

ユーロを日本円に換算すると、当時は1ユーロが135円ほどだったので、25ユーロで3,375円程度。それが今では1ユーロが163円に上がり、45ユーロなので7,335円になります。以前は「安いな」と感じた外食も、今では気軽に行けるものではなくなってしまいました。

今回一緒に行ったのは、イギリス人2人とオランダ人2人です。最近、日本でも夫婦別姓の話題が取り上げられているので、彼らに少し聞いてみることにしました。

オランダでは、結婚ではなくパートナーシップを選ぶ人が多いそうです。オランダ人の友人カップルは20代半ばの息子さんと娘さんがいるにも関わらず、結婚したのはたった2年前だそうです。その理由は、フランスに家を購入した際、結婚していないと手続きが非常に複雑になったからだとか。そして現在結婚していても別姓を使っており、お子さんはご主人の姓を持っているそうです。

一方、イギリス人の友人のうち、一人の女性は前の結婚の際には姓を変えず、現在のお子さんたちは前の夫の姓を使っています。しかし、今のパートナーとの結婚を考えており、その際には姓を変えることを検討しているようです。私の知っているイギリス人女性の多くは、結婚すると夫の姓に変える人が多いように思います。

スペインについても話題に上りました。スペインでは姓が二つあります。これは両親の姓を一つずつ受け継ぐからです。

分かり易く日本の名前を使って説明します。

例えば父親の姓が「山田加藤」、母親の姓が「佐藤鈴木」だとすると、子供の姓は「山田佐藤」になります。そしてその子供が次に子供を持つと、父親の姓である「山田」が受け継がれます。一方、山田佐藤さんの奥さんが「坂本木下」という姓であれば、「坂本」が引き継がれ、子供の姓は「山田坂本」となるのです。つまり、結局は父方の姓が強く受け継がれていくわけです。そしてその姓は結婚しても変わりません。

面白いのは、スペインでは家族の中で同じ姓を持っているのが兄弟姉妹だけで、両親はそれぞれ異なる姓を持っている点です。この複雑な姓の仕組みは、かつて、特定の異教徒をあぶり出すための仕組みだったとスペイン人の友人が教えてくれました。

また、以前住んでいた香港は、夫婦別姓です。香港の姓は漢字一文字なので種類が少なく、結婚する際に同じ姓の人との結婚を避けるという文化がありました。子供は父親の姓を受け継ぐため、家族の中で母親だけが異なる姓を持つことになります。

では、外国人と結婚した日本女性の場合はどうなるのでしょうか?これはまた明日にでも書くことにしますね。名字ひとつ取っても、国や文化によってこんなにも違うのはとても興味深いです。

2022/04/09

ガッツリランチが続くのでリバウンドが怖い

こんにちは、ご訪問ありがとうございます。

4月に入ってもお天気がすぐれず、まだまだ冬のように寒い日が続いてたのですが、なんと数日前から今度は昼間は夏日のような陽気になっています。ただ日が沈むとまた冬のような寒さに戻ってしまいますが。この時期は温度差が激しく、体調管理が難しいです。

4月3日の日曜日はまだ寒い日で、冬の出で立ちでランチにいきました。コルテス村から車で20分くらいの場所にある、とっても景色の良い場所にあるレストランです。紅葉の季節は山が黄色くなってとっても綺麗な景色が見られます。今日は曇り空ですが、それもまた素晴らしい景色です。


3ヶ月近くここを拠点にスペイン南部をバイク(自転車)で旅をしていたイギリス人のデービッドがいよいよスペインを離れてサンフランシスコに旅立つというので、皆でランチに行くことになったんです。

今イギリス人の間でよく話題になるのが、パスポートです。欧州連合の一員だった時は、特にビザをとることなくスペインに居住できたのですが、離脱後は日本人と一緒で、旅行者としてビザ無しで90日しか滞在できません、また経済活動もできません。

離脱前にスペインに住んでいた人たちは離脱前に色々手続きをしていましたが、離脱後は新規にスペインに住みたいと思ったらビザを取得しないといけません。

で、パスポートです。

デービットのお母さんはアイルランドのパスポートを持っているそうです。歴史的なことからイギリスではイギリスとアイルランドの両方のパスポートを持っている人が結構いるそうです。アイルランドは欧州連合の一員なので、デービッドがアイルランドのパスポートを取得できれば90日の縛りが無くなります。アメリカ旅行が終わったら申請すると言っていました。

イギリスではアイルランド人は差別されていたそうです。1世は発音ですぐにアイルランド人だと分かるので、アイルランド系2世の子どもたちはいじめられたって言ってました。でも2世の人たちはイギリスの発音を身につけるので、そうすると顔立ちも似ているので、親と一緒にいない限りイギリス人と区別できなくなり差別はなくなるそうです。

いじめの対象になっていたアイルランドですが、今はそのパスポートをイギリス人は喉から手が出るほど欲しいんです。なので、最近になって、自分の母親はアイルランド人だとか、父親がアイルランド人だとか、祖父母がそうだとか、色々みな言っています。

そしてデービッドがこれからバイク旅行をするサンフランシスコのことなどを話しながら楽しくランチをしました。

先ずは前菜三種をシェアしました。

サラダ

クロケッタ

エビ、一匹既に食べられました

そしてメインは、私が頂いたのはイベリコ豚のプレッサ、前足の付け根から少し上がった辺りの肉です。


友人たちは、子ヤギの足(以前食べたことがありますが、私はちょっと苦手なお肉です)、


中に詰め物があり、それをオーブンで焼き、ソースが掛かっているチキンです。

デザートは私はカフェソロ(エスプレッソ)だけを飲んだのですが、友人たちのはシャーベットです。


ウォッカをなみなみと注いだ、


飲んで食べておしゃべりして、楽しいランチを過ごし、これだけ食べたら今週はお茶漬けで良いと思っていたら、

昨日8日の金曜日にメアリー78歳のお誕生日会ランチがあり、またまた満腹を通り越すまで食べ、飲んでしまい、3月にコルテス村の道掃除を1ヶ月して、折角お腹がちょっと凹んで引き締まったのに、リバウンドしそうな勢いで暴飲暴食をしています。明日からはセマナ・サンタ(聖週間)が始まり、人もコルテス村に増え、また飲む機会も増えるので、ぽっこりお腹がでてくるのを想像するとゾッとします。😱

ですが既に食べてしまった昨日の料理もご紹介したいと思います。レストランはコルテス村にある、ロス・モンテロです。

前菜のイベリコ豚生ハムとチーズ、サラダもありました。


私が食べたメインコースは、ラム肉です。


そしてデザートにはブランディーを注いだチョコレートムースを頂きました。


友人たちのメインコースは、

豚肉のソロミージョ、後ろ足の付け根の横腹辺りのお肉です。


こちらはオーブン料理、大きな骨付きの豚肉です。


そしてこちらは、ちょっとグロテスクですが、ジビエ料理のハバリ、イノシシ肉です。


キリスト教の伝統的にはセマナ・サンタ(聖週間)が終わるまで、お肉は避けるようですが、みな特に敬虔なクリスチャンでもないし、私は尋ねられたら「神道」と言うようにしていますが、キリスト教とは関係ないので、メアリーのお誕生日ランチを美味しくいただきました。

ですが、ボリュームのあるお肉料理が続いたので、しばらくはサラダ中心の食事を心がけたいと思います。ビールも控えます。😁

最後までお読みいただきありがとうございます。


再開できる日が来ますように🙏
【コルテス村のコルクの森散策体験ツアーとバル巡り】 ⇒ https://kookstacortes.blogspot.com/p/blog-page.html


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🇪🇸『スペイン語入門』
🎬 第1回 男性名詞 女性名詞 http://youtu.be/srp5fcflX0E 
第2回 主語の省略 http://youtu.be/7gU76JUcMbI 
第3回 動詞の活用 http://youtu.be/isUBdwPfNbo 
第4回 発音について http://youtu.be/XILdMQf67uE 
規則動詞、不規則動詞 http://youtu.be/lwaTc2Xv1g8 
使えるスペイン語、42のフレーズを生徒さんに解説した動画 https://youtu.be/RcTQjork5YI 
 
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🎬 Youtube ⇒『脱カタカナ英語』チャンネル http://www.youtube.com/user/datsukatakanaeigo 

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