朝、洗濯物が仕上がったという連絡が入ったので、受け取りに行ってきました。
支払いをすると、思っていたよりずいぶん安く、「あれ、こんなに安かったかな」と思いながら、家に戻る前にガソリンスタンドの横のバルに寄りました。
朝食後は、家に戻り少し仕事をしていると、店から「ごめん、計算を間違えていた」と連絡が。
店は午後1時半に閉まってしまうので、今度は歩いて、散歩がてら早足で向かいました。支払いを済ませた後は少し違う道を通って帰宅し、再び仕事に戻ります。
その日の仕事もそろそろ終わりにしようかと思った頃、ふと、携帯に入っていたSMSのことを思い出しました。
確認してみると、何通か通知が来ています。おそらく同じ内容のものが三通ほどありましたが、その中に一通だけ違うものがありました。
そこで思い出したのが、夏に受け取れなかった書留です。
実は以前から、私には気になっている不動産の問題があります。
税務当局の記録上、ある不動産を私が50%所有していることになっているのです。
もちろん、私自身にはその不動産を所有している認識はありません。その物件は元夫側のもので、私たちが結婚する前から存在していたものです。以前にも似たような通知が届いたことがあり、その時に元夫へ確認すると、「大丈夫、関係ないから」と言われて、そのままになっていました。
ところが2024年分の手続きの際、税務当局から再び「あなたは不動産を所有しています」という趣旨の連絡が来ました。
「いやいや、持っていません」と、こちらとしては言うしかありません。
その物件は結婚前に元夫側が取得したものです。なぜ私の名前が入っているのか、今でも分かりません。昔のビザや何らかの手続きの関係で登録された可能性もあるのかと思いますが、確かなことは不明です。
以前からヘストール(行政書士のような職種)にも、「これは私のものではないので何とかしてほしい」とお願いしていました。そのたびに「大丈夫」と言われてきたのですが、今回届いた通知には、10日以内に返答するよう書かれていました。
こうなると、放っておくわけにはいきません。
まず苦労したのが、通知先のサイトへアクセスすることでした。案内されているリンクをクリックしても、なかなかつながりません。
ちょうど政府関係のウェブサイトでシステム上の問題が起きているという話も出ていたので、その影響なのかとも考えました。
そこでChatGPTに相談しました。
別のアクセス方法を教えてもらい、いくつか試した末、ようやく税務当局のサイトへ入ることができました。
確認すると、やはり例の不動産の件でした。
そうなると今度は、「自分の所有物ではない」ということをどう証明するかです。
不動産登記の情報を確認できる方法があると分かり、次はその手続きへ進みました。
スペインでは、こうした行政関係のサイトに入る際、電子証明書が必要になることがあります。税務当局のサイトでもそうですし、今回の不動産登記関係のサイトでも同じでした。
ところが、電子証明書を使ってもうまく入れません。
何度か試した末、以前携帯に登録していた認証用のアプリを使ったところ、ようやくアクセスできました。
この時ばかりは、本当に助かりました。
税務当局から届いた書類には、不動産を特定するための番号が記載されていました。その番号を使って調べると、物件の所在地なども確認できました。
さらに必要な登記情報を申請し、約10ユーロほどの手数料を支払いました。
これで必要な情報が無事に届くのかは、その時点ではまだ分かりません。それでも、ようやく一歩前に進めた気がしました。
そこまで終わった時には、夜中の3時半でした。
さすがに疲れましたが、今回もChatGPTにはかなり助けられました。
海外で暮らしていると、行政手続きで一番大きいのは、やはり言葉の壁です。専門用語が並んだ画面を見ても、それだけで気持ちが重くなることがあります。
それでも、画面をスクリーンショットして、「ここはどこを押せばいいのか」「次は何をすればいいのか」と一つずつ確認しながら進めていけば、何とか前へ進めます。
アクセスできなければ別の方法を探し、分からない画面が出れば、その都度意味を確認する。
AIにはもちろん注意すべき面もあるのでしょうが、少なくとも、言葉の壁を抱えながら一人でスペインに暮らしている私にとっては、かなり大きな支えになっています。
ヘストールには以前から頼んでいるものの、実際にどこまで進んでいるのか分からないこともあります。
今回、自分で通知の内容を確認し、不動産の登録番号や所在地まで把握できたことで、ようやくこちらからも具体的に話ができそうです。
それにしても、税務上は私が50%所有していることになっているのに、実際には何の権利もないとなれば困ります。
50%分の所有権まで本当にあるというのなら話は別ですが、税金の話だけこちらに来るのではたまりません。
昔の書類の中に、何か手がかりになるものが残っていたような気もします。捨ててしまった可能性もありますが、一度探してみた方がよさそうです。
朝はただ洗濯物を取りに行っただけだった木曜日。
それがまさか、真夜中の3時半までスペインの行政手続きと格闘する一日になるとは思ってもいませんでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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