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【村の行事】2025年
10月30日(金)〜11月2日(日) Dia de todos los Santos関連
12月6日(土)〜7日(日) Dia de la Constitucion関連

2025/10/27

10月27日(月) バルの昼下がりと秋の空気

秋になると、空気が澄んで、朝の散歩が格別に気持ちよくなります。

スペインの白い村ではこの季節、雨上がりのしっとりとした空気と、日差しの温かさが混ざり合って、村全体が穏やかな光に包まれます。

今日はそんな静かな朝の散歩の途中で感じたこと、そしてのんびりと過ごした週末を、ひとつの記録として残しておきたいと思います。

海外での暮らしの中で出会う人々や季節の変化――そんな小さな日常が、気づけば一番豊かな時間なのかもしれません。

晴れ間の散歩と、予想外の天気

今朝は散歩に行きました。動画に収めるか、録音するか悩みましたが、スマホで録音して、それを元にブログを書こうと思ったのです。

スマホの天気予報では「今週は雨続き」だと表示されていたのに、土曜日の夜中に雨が降り、昨日の日曜日はほんの少し降っただけでした。

そして今朝は、まるで嘘のように青空が広がっています。

気温もそんなに下がらず、散歩中の人たちは半袖のTシャツ姿。私は長袖に軽い羽織りを肩にかけて歩いていますが、それでもちょうどいいくらい。

雨上がりの空気は少しひんやりして、でも太陽の光がやわらかくて、とても気持ちがいい朝です。

散歩しながら考える

これからは散歩をしながら、ブログやYoutubeのネタを考える日課にしようと思っています。

録音しておくと、後でまとめやすいし、歩きながら思考を整理するのも心地よい。

スマホの録音機能が本当に便利です。ここは人も少なくスマホを持って歩いていても危なくないので安心。

都会に行くと、スリやひったくりを心配してスマホの扱いに気を使いますが、ここではその心配はありません。

10年くらい前ですが、ロンドンの友人がスマホの地図機能を見ているときに、自転車に乗った人からスマホをひったくられた出来事があったんです。

それ以来、都会ではスマホを公共の場で見るときは最善の注意を払います。写真やビデオはできるだけカメラを使います。カメラの場合はもし盗難にあっても、カメラとメモリだけの被害ですが、スマホだとあらゆるものがなくなるので、それは非常に困りますよね。

このスペインの田舎の白い村では、そういう心配がないので安心して散歩ができます。

秋の心地よさと、バルでの夜

秋の散歩は本当に気持ちがいいですね。

愛犬がいたときは、夏は朝7時半を過ぎるともう暑くて散歩も大変でしたが、この時期だと気お持ちよく散歩できたな〜、なんてついつい彼女を思い出し涙腺が緩みます。

土曜の夜は、一人でバルに飲みに行きました。

外のテラス席で、「涼しくもなく寒くもない、ちょうどいい夜で過ごせるのも今年最後かな」なんて思いながら飲んでいました。

ビールの二本目を飲み終わろうとしていたころ、他のバルで働いているシェイナちゃんがやってきました。挨拶したくらいで話をするわけでもないのですが、一本ご馳走してくれたんです。

それならもう少しゆっくりしていくかな、と思っていた頃、今度は友人の息子くんがやって来ました。

若い世代との会話からもらう刺激

彼はお母さんがスペイン人で、お父さんがイギリス人。

仲の良い友人の息子くんなので私にとっては甥っ子のような存在です。

普段は英語で話しますが、ところどころスペイン語が混じります。

日曜日はちょっと豪華なランチでも行きたいなと思っていたので誘うことにしました。いつもだったら友人を誘うのですが、彼女は今はマドリードにいるのです。

「ご馳走するから行こうよ」と言ったら、「近所のいつものバルでいいよ」と。地元の年配の方たちが集まるような、素朴で温かいバルで、お値段も非常に手頃です。そこに行くことになりました。

雨が降りそうな空模様でしたが、バルのパティオで食事。


デザートの頃に少し雨が降りましたが、パラソルの下なので濡れることもなく、コーヒーを飲みながら、他愛もない話をしました。

若い人の話を聞くと、いつも刺激をもらえます。

彼は今、IT系の資格試験に向けて勉強していて、来年2月にはマドリードに戻る予定だそうです。

スペインに長く住んでいても、スペイン語が流暢ではない私にとって、英語で話せる若者の存在は貴重。

新しい話題や感覚を教えてくれる、いわば“情報の窓口”のような存在です。

アイルランドの結婚式の話

そんな彼が最近、アイルランドで幼なじみの結婚式に出席したそうです。

ご両親が90年代の紛争の時期にイギリスへ避難した方の息子さんだそうです。

その頃のことは衝撃的だったので、あの中を避難してイギリスに渡ったのかと想像すると胸が痛みます。

そのお相手がアイルランド人女性のため、結婚式はダブリンから車で1時間ほどの場所で行なわれたそうです。

私の友人の息子くん自身は社交的ではないので、結婚式に参列するか悩んだようですが、一緒に行った妹ちゃんがとても明るい女性なので、彼女に助けられて楽しい時間を過ごせたそうです。

そんな話をしながらランチを終えました。

そして今朝は、友人の息子ちゃんと楽しいランチを一緒にしたことなどを思い出しながら、秋の気持良い朝の散歩を楽しみました。

最後までお読みいただきありがとうございます。




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