気がつけば、1月はあっという間に終わり、もう2月に入っていました。
今日は一日、寒さが印象に残る日でした。空はどんよりとした曇り空で、時おりほんの少しだけ雨が落ちてきましたが、本降りになることはありませんでした。それでも、体感的にはしっかり冷え込み、外に出ようという気にはなれず、結局ほとんど家の中で過ごしました。こういう日は、無理に動かず、静かに時間をやり過ごすのも悪くありません。
そんな今日とは対照的に、昨夜は友人たちと外に出かけました。
ビールとタパスを楽しむ、いつもの気軽な集まりです。
集まったのは三人で、全員フランス語圏の人たち。会話は自然とフランス語が中心になりますが、私のことを気遣って、ときどきスペイン語や英語に切り替えてくれます。
ただ、私はフランス語が飛び交う空間そのものが嫌いではなく、むしろ耳に心地よく感じることも多いので、そのまま聞いていることがほとんど。時々、簡単なフレーズを教えてもらったりするのも、ちょっとした楽しみです。
会話の中で、一人の友人が、月曜日からスリランカへ行く話をしてくれました。2〜3週間ほどの滞在になるそうです。
彼は1992年にも一度スリランカを訪れたことがあり、当時の写真をスマホで見せてくれました。観光地として整備されていなかった時代、バイクで岩に彫られた仏像を見に行ったのだそうです。少し色あせた写真には、岩肌に刻まれた仏像が静かに佇んでいて、その場の空気まで伝わってくるようでした。
その写真を見た瞬間、私の中でも、ふと古い記憶が呼び起こされました。
そういえば子どもの頃、大分県の臼杵で、岩に彫られた仏像を見に行ったことがあったはずです。何歳だったのかははっきりしませんが、たしか小学4年生くらいだったと思います。
今は便利なもので、その場でスマートフォンを使って調べ、画像を見せながら「これ、似ているよね」と話しました。仏教の造形というものは、国や時代が違っても、どこか共通するものがあるのだと、あらためて感じました。
そのとき見た臼杵の仏像は、子ども心に「とても大きい」という印象が残っています。もし今、同じ場所を訪れたら、どんなふうに感じるのだろう。そんなことを考えているうちに、また機会があれば、こうした場所を訪ねてみたいという気持ちが、静かに湧いてきました。
スリランカはとても良いところだと友人は言っていました。人も穏やかで、魅力のある国なのだそうです。正直なところ、これまで自分が積極的に行きたいと思ったことはあまりありませんでしたが、彼が旅から戻ってきたら、またゆっくり話を聞いてみたいと思っています。
旅の話というのは、不思議と、聞いているだけでも心を遠くへ連れて行ってくれるものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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