今朝は雷の音で目が覚めました。
普段は雷くらいじゃ目を覚まさない私ですが、今朝の雷は違いました。
バリバリバリと地響きがする音、そしてすぐに激しい雨。
バレンシアではゴルフボール大の雹が降ったと聞き、家が大丈夫かと少し不安になりました。
屋根にあたる雨音も尋常ではありません。
バラバラバラと激しく響いて、まるでドラムが鳴り響いているような感じ。
白い村の道には雨水を流す溝がないので、高いところから一気に雨水が流れ込み、道が小川のようになっていました。
隣村のヒメラでは川が氾濫し、家屋が浸水したと聞きました。
泥水を掻き出す作業は本当に大変です。
10年以上前に手伝いに行ったことがありますが、私の力ではほとんど役に立たなかった記憶があります。
今の私なら、さらに役立たないでしょう。
そんな嵐の中、今朝はオンラインで英会話レッスンの予定がありましたが、雨の影響でネットの接続が不安定になるだろうと心配していたところ、生徒さんからキャンセルの連絡がありました。タイミングが良かったです。
その後、村の診療所に予約を入れていましたが、女医さんから電話がありました。
「どうする?」
と聞かれ、緊急ではないし、雨がひどいので外に出られないと言ったところ、
「じゃあまた別の日にしましょう」
となりました。
緊急の番号を教えると言われましたが、必要ないのでお断りしました。
電話でスペイン語を話すのは未だ慣れないので、先生のお時間を使ってしまうのも申し訳なくて。
おそらく先生は、今日の予約の全員に連絡していたのでしょう。
また、バリに住む友人から電話がありました。
マラガ市内でも水害が発生し、世界的なニュースになっているため、私のことを心配してくれたんです。
友人からは、何かあったときにすぐ逃げられるように避難バッグを用意しておいたほうが良いとアドバイスされ、その場で実行することにしました。
激しい雨の中でしたが、そんなことも忘れてしまうほど久しぶりに楽しく話ができました。
パリに遊びに行きたいな〜。
夕方になると、嘘のように天気が回復してきました。
その頃、村にホリデーハウスを持つ友人から連絡があり、家を見に行くことに。
鍵を預かっている3軒をチェックしに行きました。
幸い、1軒で暖炉の煙突から少し雨漏りしていた程度で、他は特に問題ありませんでした。
そのうちの1軒からは、モストを買ってきてもらっていたので、それもピックアップしました。
モストは、ワインになる前のまだ発酵途中の飲み物で、結構強めのお酒です。
正式には市販されていないので、バルなどで手に入れるしかありません。
今の時期にしか出回らない季節の風物詩で、近くの村にあるバルのモストがとても美味しいんです。
友人がそれを買ってきてくれたので、さっそくピックアップしました。
今日も一日が終わり、YouTubeを見ながらモストとチーズで晩酌でもしようかな、と思います。
こんな風に、嵐の一日も終わりよければすべてよし、ですね。
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