朝から驚くほど涼しい一日でした。肌寒いというより、少し寒いと感じるほどです。南スペインはもう夏ですが、この日は季節が少し戻ったような空気でした。
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| by ChatGPT |
家の中も、それほど気温が上がりません。夕方の5時半ごろになって少し暑く感じ、扇風機をつけましたが、しばらくすると今度は肌寒くなり、すぐに止めました。
この日は友人の誕生日に誘われていました。村の闘牛場でも大きなパーティーが開かれるらしく、そちらにも少し興味がありました。しかし、月曜日から旅行に出るため、まずは準備を整えなければなりません。
今回の旅行には、できるだけ荷物を持っていかず、スマートフォンだけで出かけるつもりでした。
ところが、旅行中に一件、請求書を発行しなければならないことに気づきました。帰宅してからでは少し遅いため、結局iPadも持っていくことにしました。
問題は、iPadから仕事用の書類にアクセスできるようになっていなかったことです。入っているのは個人用のメールだけで、仕事用のメールやMicrosoft Officeなどは、普段コンピューターでしか使っていません。
旅行先で請求書を作れるようにするため、必要なアカウントへiPadからアクセスしようとしたのですが、ここからが少し大変でした。
二段階認証を設定しているものの、どの認証アプリを使っていたのか分からなくなってしまったのです。何度も間違えるとアカウントがブロックされる可能性もあります。試してはやめ、確認してはまた試す、ということを繰り返しました。
どうしようかと焦りましたが、すったもんだの末、何とかアクセスできるようになりました。これで旅行中でも請求書を作れそうです。ひとつ気がかりが減り、少しほっとしました。
夕方には、ウエルバに住む友人と日本語のレッスンをしました。毎回、彼女が興味を持った俳句を選び、一緒に意味や表現を考えています。
今回、彼女が選んだのは、松尾芭蕉の二句でした。
荒海や 佐渡によこたふ 天の河
珍しや 山を出羽の 初茄子
一つ目は、荒れる日本海の向こうに佐渡島があり、その上に天の川が横たわる雄大な光景を詠んだ句です。もう一つは、「山を出る」と地名の「出羽」を掛けた、少しユーモアのある句です。
短い言葉の中に景色や言葉遊びが込められていて、外国語で説明しようとすると、あらためて俳句の奥深さを感じます。
そんなことをしているうちに、サッカーの試合のことはすっかり忘れていました。
この日はワールドカップのフランス対ノルウェー、セネガル対イランなどの試合がありましたが、スペインの地上波では放送されていませんでした。
夜中にはスペインの試合もあります。ただ、開始が午前2時ごろなので、さすがに起きて見るのは無理です。旅行前でもありますし、今回は諦めることにしました。
友人の誕生日の集まりや闘牛場のパーティーにも行こうかと考えましたが、この日は少し鼻が詰まり、喉にも違和感がありました。これから痛くなったら困ります。何より、旅行直前に体調を崩したくありません。
外は涼しく、家の中には静かな空気が流れています。旅行前の準備もひとまず整ったので、この夜は出かけず、おとなしく家で過ごすことにしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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