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【村の行事】2026年
祝日4月3日(金) Viernes Sano、3月29日(日)〜4月5日(日) セマナサンタ

2026/04/10

4月3日(金) 昼の熱気と夜の祈り―セマナサンタ金曜日

今日は、この村にとってまさにセマナ・サンタのクライマックスともいえる一日です。

午前の行列と村の熱気

朝の行列は11時開始と聞いていましたが、実際に動き出したのは少し遅れて11時15分頃だったように思います。

私が見に行ったのは11時半頃でしたが、ちょうど別の教会から2基目が出てくる場面に間に合い、見応えのある瞬間をしっかりと目にすることができました。

この時期になると、普段は静かな村にも多くの人が戻ってきます。特に若い世代が、山車を担ぐためにこの村へ帰ってくるのです。村全体が活気づいていく様子が、ひしひしと伝わってきます。



印象的だったのは、若い女性たちが山車を担いでいたことです。見ているこちらが心配になるほどの重さのはずですが、真剣な表情で歩く姿、時折知人に見せる笑顔がとても可愛らしく、思わず見入ってしまいました。

行列は村のメインストリートを進んだ後、さらに奥へと続いていきます。私はその途中まで、1時過ぎ頃まで見届けました。

バルでのひとときと小さな不安

その後はバルへ。前日の飲み過ぎもあり、少し迷いましたが、人が集まるこの日は席を確保するだけでも一苦労です。とりあえずテーブルに座り、様子を見ることにしました。

前日に一緒に過ごした友人イザベルに連絡をしてみたものの、電話にもメッセージにも反応がありません。昨日かなり酔っていたこともあり、階段から落ちていたりしたらどうしよう、と一瞬不安がよぎります。

鍵を預かっていることもあり、様子を見に行こうかと考え始めた頃、ようやく連絡がありました。テラスにいて気づかなかったとのこと。ほっと胸をなでおろしました。

安心したところで、ビールとモンタディート(小さなサンドイッチ)を軽くいただきます。

一度帰ってシエスタを取ろうと思い席を立ったものの、途中でイギリス人の友人にばったり。結局「もう一杯だけ」となり、そのまま会話が続きました。

スペインでの会話は、とにかく声が大きいのが特徴です。周りのざわめきも相まって、小さな声ではまったく通じません。昨日もスペイン人のグループに入っていましたが、発言するにはかなりの声量が必要でした。

「もっと大きな声で話さないと」と言われ、改めてこの国のコミュニケーションのエネルギーを実感します。

夜の行列と静かな哀しみ

夜の行列は19時に始まりました。まだ空には明るさが残る時間帯です。

この時間のテーマは、十字架にかけられ亡くなったキリストの葬列。華やかさはなく、音楽も抑えられた静かな調べが続きます。

棺に納められたキリストが運ばれ、その後ろには黒い衣装に身を包んだ聖母マリアが続きます。涙を流すその姿は、見る者の心を静かに揺さぶります。

さらにその後ろには村長さんや警察関係者、そして山車のパトロン関係、最後に村人たちが続きます。こうした行列の山車は個人所有のもので、代々裕福な家が受け継いできたものだと聞きます。

女性たちは黒い喪服に身を包み、若い人たちは高いヒールで歩きます。その姿もまた、この日の厳かな雰囲気を形作っていました。

カメラと記録、そして一日の終わり

広場近くのバルで友人たちと合流しながら、行列を追いかけました。本当は友人の家のテラスから撮影する予定でしたが、結局そのまま皆と過ごすことに。

夜の撮影にはいつも使っているGoProではなく、ソニーのVlog用カメラを使用しました。設定に迷いましたが、今回はAIに聞いて調整。便利な時代になったものです。

結果は少し明るすぎたかもしれませんが、それでもこの日の空気はしっかり記録できたと思います。

動画編集がんばろうと心に誓ったのです^^。

静かな終幕と、次の日へ

この日の深夜には、黒い衣装の聖母マリアだけが悲しい太鼓の音に合わせて、静かに村を歩く行列もありましたが、さすがに疲れもあり参加は見送りました。

その後クラブへと向かう人も少なくありませんが、私にはもうその体力はありません。静かに家へ戻り、この長い一日を終えました。

明日は日中の行事はなく、深夜に再び動きがあります。

深夜過ぎに復活のミサがあり、その後復活したキリストの山車を、今度は子どもたちが担いで村を走るのです。そして温かいチョコレートドリンクが振る舞われ、復活の喜びを分かち合います。

そしてこの白い村でのセマナサンタが終わりを告げるのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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