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4月15日聖金曜日、午後7時半ころから始まった宗教行列(プロセシオン)は、イエスキリスト像が柩に収められ、担ぎては黒の服に頭に白い布をまとって、行進します。その後には村の女性が喪服姿で参列します。
次にバンドが続き、最後はイエスキリストの死を悲しみ涙する、喪服姿のマリア像です。いわゆるイエスキリストのお葬式です。
私は昼間の行列を撮影した後、バルで飲んでいたので結構出来上がっていたんですが、カメラを持って行列に近づくので、普段着というのも失礼なので、黒い服に着替えて行列を見に行きました。
神輿の像は聖書の物語になっています。昼間は十字架にかけられた像が出ました。
この像は教会で管理していますが、全部教会の持ち物ということではないらしいです。どこの土地にも家柄の良い家というのがあると思いますが、コルテス村にもそういう家があるそうで、その家が像を所有しているそうです。
その方たちは常時村にはいないようですが、このセマナサンタは必ず来ています。担ぐわけではないですが、神輿の横に付いて、無事行列が行われるよう見守っています。
この行列を少し動画撮影した後、私はまたバルに戻ってしまいました。
そして、今夜12時に喪服姿のマリア像だけの行列がでます。吹奏楽団は参加せず、ドラム1つだけの音に合わせて行進する、物悲しい行列です。見に行きたかったですが、飲み過ぎと、疲れで帰宅しました。私の今年のセマナサンタはこれで終わりです。
明日の夜中にミサがあり、そしてイエスキリストが復活し、子供たちが復活したイエスキリスト像を担いで村中を走ります。いわゆる復活祭にあたるものです。
セビリアやマラガなどは、日曜日にも宗教行列が執り行われますが、コルテス村はこの夜中の復活したキリスト像で宗教行列は終了です。
お天気にも恵まれ、2年振りに開催された行列、みな楽しんだようです。来年、コロナの影響を受けること無く、また無事開催されることを願うばかりです。
柩に収められたキリスト像の宗教行列、どんなものなのかご覧いただけたら嬉しです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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