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今日は朝から村は賑わっています。オフロードのバイク(自転車)競技があり、スペイン各地から人が集まっています。
私は隣村の友人のニッキが月曜日にイギリスに2ヶ月くらい行くというので、その前に会いに行きました。
会うのは一ヶ月ぶりくらいなんです。というのも5月上旬に私はセビリアの春祭りに行ったんですが、そこで話した人や写真を一緒に撮った人とかがコロナの陽性になったって続々と連絡があり、ニッキは70歳半ばの人なので、万が一、私がコロナをもらってそれをうつしたら大変なので、
また、その後に友人の誕生日会があり、都会の方から沢山の人が来て、その人達と近い距離で話したりしたので、そのこともあり結局1ヶ月会わなかったんです。
来週の火曜日がニッキのお誕生日なので、イギリスの息子さん家族と過ごすことにしたそうです。それと、6月、7月はここ南スペインはとっても暑くなるので、イギリスで過ごすのは避暑の意味もあるようです。
本日からロメリア祭というのがコルテス村で始まるのですが、隣村の白い村のヒメラも始まりました。
会場にはもう既に人が集まっていました。
ロメリア祭というのは、巡礼を見立てたものです。本当だったらウエルバの県のエル・ロシオという場所に巡礼に行くのですが、スペイン各地から行ける人が限られ、遠くで行けない人達は、各村が独自で巡礼をするんです。
コルテス村のロメリア祭はキャンピング場で行われます。教会でミサが執り行われてから、小さなマリア像を会場のキャンピング場まで運び、この後を皆ながついて歩いていきます。
エル・ロシオの巡礼は何日もかけて行くものなので、沢山の食料や飲み物を馬車に積んでいきます。それと同じように、コルテス村からキャンピング場には飾り付けされた馬車や車が食料や飲み物を運び、音楽もガンガンならして、楽しく踊りながら歌いながら、そして飲みながら歩きます。
ロメリア祭会場のキャンピング場までは、普通に歩くと1時間半かからないくらいですが、こうやって皆んなで行列になっていくと、倍近い時間がかかります。
道は歩行者天国ではないので、交通量は少ないですが、当然一般の車も来ます。その度に Protección civil という村人で結成された警備をする人たちが、皆んなを道路の片側に寄るように支持するのに行ったり来たりと、汗だくになって働いていました。
私の花粉症の唯一の原因である、オリーブの木が、この道沿いには沢山あるので、症状が酷くなる前に、私は途中で引き返しました。
そして最後はチャンピオンズリーグの決勝戦、レアルマドリードVSリバプールを見るために、闘牛場の横のバルに行きました。
ロマリア会場にもスクリーンが設置され、皆んなが見れるようにしているそうです。この試合のために出発も早くし、みんなが試合を見に帰らないようにスクーンを設置し、伝統行事を保つにはどこも苦労しますね。
バルの中には大画面のテレビがあるのですが、太陽が山の後ろに隠れだすと涼しくなるので、みな外で見ようと場所取りをしています。
スタジアムにはスペイン王、テニスのスターであるナダル、そしてレアルマドリードでかつて7番を付けていたラウルが試合観戦に来ていました。
最後まで試合を見たかったんですが、花粉症の症状が悪化してきて、鼻がつまり、目も赤くなってきたので、レアルマドリードが勝利を収めて皆んなと盛り上がることができなくて残念ですが、家に戻ってシャワーで花粉を流してスッキリすることにしました。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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