こんにちは。
ご訪問本当にありがとうございます。
ほんの一週間前は、寒くてダウンのコートなしではバルのテラスになんかに座ってはいられなかったのに、今日はなんと、『初夏』です。
2時過ぎに隣村のバル「アリオリ」に、マルコスのライブを聴きにいきました。
恒例のウェイターのトーマスの熱唱 |
フランス育ちの村の方々 |
昔、独裁者フランコ時代、村には仕事がなく、色々なところに出稼ぎに行ったそうです。バルセロナ、ビルバオ、そしてフランス、ドイツなどです。そこで何十年も働き、村に土地や家を買って、最後は戻って来て、のんびりと暮らす。その方々の2世が現地で生まれ、育ちます。
上の写真のグループは、フランス生まれの方々です。ご両親はフランス語をそんなに話せる訳ではないので、家の中はスペイン語です。ですがフランスで教育を受けた2世間では、フランス語で話をするようです。バイリンガルでも、育ったところの言葉が話し易いんでしょうか。
彼らはここにいると、フランス人って言われますが、フランスに帰るとスペイン人って言われます。私は海外にでて、20年を過ぎましたが、どこにいっても日本人です。でも子供の時から海外で育ったら、アイデンティティが分からなくなるでしょうね。
私の元旦那はオーストラリアで生まれましたが、2歳の時にイギリスに渡っています。社会人を少し経験してから、オーストラリアの大学に行ったので、20歳から6年間くらいしかオーストラリアには住んでいません。
なので、イギリスにいると「オーストラリア人」、オーストラリアにいると「イギリス人」って言われるそうです。自分の国がどこかしっかり言えないというのは、複雑なようでした。
といっても、私は結婚した時に「改名」なるものをして彼の名字になりました。日本人以外と結婚する場合、名字を変更する必要はないんです。なので、旦那の姓を名乗ろうとした場合は、改名なるものを申請するんです。
そして離婚して、書類がなかなか手に入らなかったので(スペインなので超遅いです)、手続きが間に合わず、そのままのカタカナ姓です。前の名前に戻す場合は、家庭裁判所で改名の手続きをして、受理されれば元の名前に戻せます。
なので、日本に帰って、自分のカタカナの名字を言うと、外人扱いされます^^
「書類読めますか?」
って親切に聞いてくれるんですよ^^
なので私もちょっと複雑な立場ですが。。。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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