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【村の行事】2022年
6月11日(土)〜12日(日) Feria de Artesania ヒメラ村
8月18日(木)〜21日(日) フェリア(夏祭り)

2011/11/17

アディオス アリエル

こんにちわ。
ご訪問本当にありがとうございます。

先日アリエルのお誕生日パーティーとサヨナラパーティーが
いつも行く、バル Paypay (パイパイ)でありました。

お誕生日のアリエル

アドレアナと私と

真中はかっこいいパブロ

ローラと

ラテンの方、やることが熱いです。

帰れないように手錠をかけてます^^。

アリエルはここに来て5年だそうです。
その間、時折マラガで働いたり、セビリアで働いたりしていました。

私が来た約10年前(クリスマスで)は、ちょうどペセタからユーロに換わった時期でした。
 スペインの景気が上に向きだし、不動産ブームが来ました。
ユーロ圏から沢山の融資がスペインに来て道路の整備などが進みだしました。

それから暫くして、村にアルゼンチン人が増えだしました。
アルゼンチンペセタはずっと米ドルと1対1を保っていましたが、
それが崩れ、アルゼンチンペセタの価値が落ちてしまいました。

そしてユーロが強くなり、南米の人はスペインに出稼ぎに
やってきました。

スペインは南米の国に対して思い入れがあります。
というか、自分達はMother country だと思っています。
彼らに対しての規制も比較的緩いです。

なので、この村にもアルゼンチン人が子供を入れたら
一時期100人くらいいたんじゃないでしょうか。

仕事は工事現場です。
一日70ユーロくらいもらっていたと思います。
それをアルゼンチンペセタにしたら210ペセタくらいになります。
なので、みなアルゼンチンの家族に仕送りをしていました。

ですが、不動産ブームが過ぎ、仕事が減り、
数年前までは、スペイン政府に自分が違法であることを届け出て
帰国したい旨を告げると、3年間はスペインには入れない条件で
スペイン政府の援助の元、アルゼンチンに帰国できました。

なので、それを利用して帰る人がだんだん増えました。

今はその制度がないらしく、自力で帰国しないといけないらしいです。
でも仕事もなく、ここにいるよりは良いらしく、
またアルゼンチンの景気も徐々に戻っているとかで
帰国した方が良いと判断する人が多くなってきたようです。

アリエルもその一人です。
国には息子さんが一人います。
息子さんと元奥さんはこの村に2年くらい住んでたと思いますが、
数年前、スペイン政府の援助の元帰国しました。

その息子さんに会うのが楽しみだと言っていました。
帰国するのを内緒にしているらしく、
学校に迎えに行って驚かせるらしいです。

アリエルはとっても明るく、アルゼンチン人のしゃべるスペイン語は
イタリアの影響をうけているようで、イタリア語のようにリズムがあり、
彼としゃべるのは楽しかったです。

それプラス、サルサやロックンロールなど、踊りが上手で
よく彼と踊りました。

そのアリエルも明日の飛行機でアルゼンチンのメンドーサに
帰ります。

今は村にはアルゼンチンの人は20人くらいでしょうか。
次は誰が帰国するんでしょう。
明るい彼らが帰るのは寂しいですね。

早くスペインの景気が戻って欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。




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