９月４日（水） ロンダのブドウ園とボデガ見学

こんにちは。
ご訪問本当にありがとうございます。

今日は、先日のブドウ収穫にお手伝いに来ていたパブロの、ロンダにあるブドウ園を見学に行ってきました。

パブロは５年前からここで完全なエコのワインを作るのに奮闘しています。そして２０１１年のワインに有機、無農薬の証明の、エコのハンコをようやく押してもらえるようになったんだそうです。

場所はロンダの有名なヌエボ橋を一望できるところにあり、ブドウ園に着いた時は、あまりの景色の素晴らしさに感動しました。

先日のブドウ収穫では、嵐が来るかもしれないと、急きょ行われましたが、彼は、まだブドウの糖度が足りないので、嵐は来ない方に賭け、収穫をまだしていませんでした。

ブドウの収穫は来週後半を予定しているそうですが、ブドウの株数が沢山あるので、９日間も行われるそうです。

彼のブドウ、ワインに対する情熱がとても感じられ、農園の手入れもとても行き届いていて、とても綺麗でした。

ロンダのワインは歴史が浅く、ワイン作りはフランスから教わっているところが多いそうです。なのでフランスのブドウを植えたりしたそうですが、やはり環境が違うので、上手くいかなかったそうです。

スペインの太陽と土地、水、には、やはりスペインのブドウが適しているそうです。

なので、彼の所にも適してないブドウが植わっていて、それを今後スペインのブドウに植え替えるそうです。

このような話を、ブドウ園の中を歩きながら、時折ブドウ粒を試食しながら、説明してくれました。

そして農園を後にした後は、ザアラ・デ・シエラの近くのボデガ（ワインセラー、醸造所）に連れて行ってくれました。彼はここのボデガの一部を借りています。

そしてこちらもまた素晴らしい景色です。

そして色々説明を受けた後、いよいよワインの試飲です。

このワインには何も混ぜ物が入っていない、パブロが手塩にかけたエコのワインです。もし美味しくなかったらどう反応したらよいだろう、なんてちょっと心配になりましたが、ワインを開けて、グラスに注ぎ、暫く空気に触れさせた後、一口ふくんでみると、

美味しい～（*＾＾*）

アルコール度が１４度と少し強めで、ドライ、そして結構濃く、おつまみに出してくれたサルチーチョン（ハムの一種）との相性も良く、時間を忘れてワインを楽しんでしまいました。（＾＾）

一緒に行ったローラと農園主の若旦那パブロ

お天気も素晴らしいし、ワインのことブドウのこと色々教えてもらって、とっても楽しく、有意義な一日でした。

彼のワインはまだ購入できなかったんですが、その代わりに、ここのボデガのワインを購入しました。こちらもエコマークが付いたワインです。

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