お問い合わせは ⇒ shiroimura.cortes☆gmail.com 迄、ご連絡くださいませ。(お手数ですが、☆を@に変更下さいませ)
コルテス村の地図 ⇒ こちら
【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)

2026/07/30

7月23日(木) 崖崩れの迂回路を通り、ロンダで電力手続きと車検

朝は曇り空で、外に出ると意外なほど涼しく感じました。この日は友人のマリと一緒に、ロンダへ向かいました。

現在、村からロンダへ向かう道の一部が通行止めになっています。以前の嵐で崖崩れが起き、今も各地で修復工事が続いているためです。そのため、まず隣の隣りの村のベナオハンへ行き、そこから普段とは反対方向のモンテハケ村を通って、大きな道路へ出る迂回ルートを使いました。

山間部には道幅の狭い場所もあり、さらに幹線道路へ出てからも、何か所かで工事のために車を止められました。

特に驚いたのは、巨大な重機が崖を削っているすぐ下を、車で通り抜けたことです。日本では、作業中に一般車を通すことはまずないだろうと思いながら、慎重に進みました。

別の場所では、崖に落石防止用の鉄網を設置していました。作業員が崖の途中に宙づりになり、機械で岩に穴を開けています。作業のたびに砂煙が噴き出し、近くで見るとなかなか迫力のある光景でした。

工事による停止も重なり、ロンダまでは結局1時間10分ほどかかりました。

今回ロンダへ行った目的は、電力会社の事務所を訪ねることでした。以前から契約電力を上げる手続きをしているのですが、なかなか変更されず、電話をしても話が進みません。ロンダのガソリンスタンド内に電力会社の窓口があるため、直接相談してみることにしたのです。

マリはその後、ヘレス方面へ仕事に向かう予定でしたが、時間を作って一緒に来てくれました。私のスペイン語だけでは難しいと思ったからです。

マリにも、すべてを正確に説明できるわけではありませんが、不思議なことに私の言いたいことをよく理解してくれるのです。言葉だけではないところで、通じ合っているのだと思います。

事務所に着いたのは午前10時10分頃でした。いつもは待っている人が多いのですが、この日は誰もいません。すぐに対応してもらえると思ったものの、肝心の担当者も不在でした。

こちらでは午前10時から10時半頃まで、朝食休憩を取る人が多いです。窓口の担当者は一人だけでしたが、その人もきちんと休憩に出ていました。

番号札を取り、しばらく待つと、10時半になってようやく戻ってきました。それからゆっくりコンピューターを立ち上げ始めます。

私はこの後に車検の予約があり、マリも仕事へ行かなければなりません。内心では早くしてほしいと思いましたが、こちらの時間はいつも通り、ゆっくり流れていました。

それでも私たちは一番目に呼ばれ、これまでの書類を見せながら事情を説明しました。しかし、残念ながら、この事務所では対応できないとのことでした。

代わりに、これまで電話していたカスタマーサービスではなく、技術部門の電話番号を教えてもらいました。

その後外に出てマリが電話をかけてくれました。この時も案内の音声が流れ、なかなかつながりませんでしたが、ようやくスペイン国内の担当者につながりました。

ただ、そこでできることも、申請に「緊急」と記録を加えることだけでした。できる限りのことはしたので、今はもう待つしかありません。

マリにお礼を言い別れ、私は車検場へ急ぎました。毎回時間には余裕を持って行くようにしていましたが、この日は本当にぎりぎりでした。

今の車検場では、事務所に入ると機械が設置されていて、車のナンバープレートを入力すると、登録済みのクレジットカードで支払いができます。手続きが終わったら外で待ち、電光掲示板に自分の番号と検査レーンが表示されたら、そこへ車を進めます。

昔は、この案内が構内放送だけでした。ナンバーとレーン番号をスペイン語で読み上げられるのですが、音が割れていて、ほとんど聞き取れません。

呼ばれたことに気づかないでいると、近くで待っている人が「今、呼ばれたよ」と教えてくれたりしました。知らない者同士でも、自然に声を掛けてくれる人が多く、何度も助けられたものです。

今は番号が画面に表示されるので、ずいぶん便利になりました。

この中に進みます

この日の検査担当者は、とても陽気な人でした。作業をしながら村の話をしたり、知り合いのバイク店の名前を出したりと、終始にぎやかです。

途中で突然、スペインの首相であるサンチェス氏が好きかと聞かれました。移民に手厚い政策を取っているため、外国人である私も恩恵を受けていると思われたようです。

私は「何も恩恵を受けていませんけど」と答えました。できることなら、こちらこそ何か援助してもらいたいくらいです。

そんな会話をしながら検査は進みましたが、結果は不合格でした。

問題は二つありました。一つはタイヤの交換、もう一つは前照灯の曇りです。ライトが少し暗くなっていることは以前から分かっていましたが、今回はそこも指摘されました。

検査結果の用紙を受け取った時には、細かい内容がすぐには理解できませんでした。そこで、いつものガソリンスタンドにあるバルに寄り、アルコールの入っていないビールを飲みながら、用紙の写真をチャッピーに送りました。

問題の箇所を説明してもらうと、ようやく内容が分かりました。こういう時は、本当に便利です。

そのまま、いつも利用している修理店へ向かいました。

タイヤは、以前はブリヂストンを使っていました。しかし今回は入手できないとのことで、いくつか別のメーカーを提案されました。

安いタイヤも勧められましたが、メーカー名を聞くと、ある大陸の名前でした。さすがにそれは不安だったので断り、最終的には韓国製のタイヤを取り寄せてもらうことにしました。

タイヤが届いたら連絡をくれるそうです。

店の人からは、修理が終わるまでロンダなどへ出掛けようと考えないように、と念を押されました。車検に通らなかった車は、修理店や再検査場へ行く目的以外では、基本的に運転できません。

昔はその決まりを知らず、修理までの間も普通に乗れると思っていました。一度説明を受けてからは、気をつけるようにしています。

とはいえ、車はまったく動かさないと、今度はエンジンがかかりにくくなることがあります。必要な範囲で注意しながら動かすしかなさそうです。

朝は涼しかったものの、午後になると暑くなりました。空は一日中、青ではなく灰色がかっていました。

強い日差しが見えないのに、空気そのものが熱を含んでいるようです。これこそ熱波の空なのだろうと思いながら、長い一日を終えました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿