翌日はロンダで車検を受ける予定です。そのため、車を洗い、オイルやラジエーターの冷却水も確認しておかなければなりません。
ところが、朝から急ぎの仕事が入り、なかなか手を止められませんでした。暑くなってから洗車に行くのは避けたかったので、何とか昼前に家を出ました。
車を洗っていると、どうしても水が少しかかります。夏はそれが意外と気持ちよく、私は結構気に入っています。洗車を終えた後は、オイルと冷却水を確認して帰宅し、再び仕事に戻りました。
この日は朝から厳しい暑さでした。前日に到着した方々とは、インターネットの回線状態が悪く、十分に話ができていませんでした。そのため、改めて電気の契約容量が低いことを伝えました。
ドライヤーなど、消費電力の大きい電化製品をほかの機器と同時に使うと、ブレーカーが落ちる可能性があります。実際にどの程度まで使えるのかは分かりませんが、現在はかなり低い契約容量になっています。
せっかく滞在しているのに、この暑さの中で電化製品を自由に使えないのでは困ります。
やはり心配になり、午後はマリに会うためプールへ向かいました。マリは泳いでいましたが、事情を話すと、再び電気会社へ電話をかけてくれました。
この電話が、なかなか大変です。最初から担当者につながるわけではなく、音声案内に向かって、用件や身分証明書の番号、住所などを口頭で答えなければなりません。番号を押して進む方式ならまだ分かりやすいのですが、機械とのやり取りが何度も続きます。
ようやく担当者につながりそうになったところで、一度電話が切れてしまいました。そのため、また最初からすべてやり直すことになりました。
以前、銀行へ電話した時は、番号を選びながら進める方式だったので、チャッピーの助けを借りて何とか自分でも対応できました。
しかし、電気会社の音声案内は私のスペイン語では難しく、マリに頼るしかありません。
長い時間をかけて、ようやく担当者につながりました。話し方からすると、南米にあるコールセンターのようでした。英語圏の企業がインドなどにコールセンターを置くのと同じように、スペイン語圏では南米に置かれているのでしょう。
ただ、遠く離れた場所にいる担当者に、スペインの猛暑の中、家で電化製品を十分に使えずに困っていると説明しても、こちらの切迫感まではなかなか伝わりません。
結局、契約容量の変更には、申し込みから最大14営業日かかると言われました。土日は含まれないため、まだ時間が必要だということです。
前回の電話では14日以内、21日か22日には作業が完了すると言われていました。それなのに、今回は説明が変わっています。対応する人によって言うことが違うため、いつまで待てばよいのか分かりません。
スペインでは、夏に長い休暇を取る人が多くなります。そのため、この時期は人手が少なくなり、さまざまな手続きが普段より進みにくいことがあります。今回も、夏休みの影響で作業が遅れているのかもしれません。
しかし、この暑さの中で電化製品を思うように使えないのは困ります。南米のコールセンターに何度電話をしても、これ以上は埒が明きそうにありません。
そこで、電話だけでは話が進まないと考え、翌日、電気会社の事務所へ直接行くことになりました。
私はもともと車検のためロンダへ行く予定です。マリもその後に仕事があるというので、それぞれの車でロンダへ向かい、先に電気会社の事務所へ寄ることにしました。
事務所での用事を終えた後、マリは仕事へ、私は車検場へ向かいます。
車検の準備をするだけのはずだった一日が、電気会社との長い電話によって、翌日の予定まで変わる一日になりました。


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