今日は昼から友人と近くのバルで待ち合わせをし、久しぶりにゆっくり昼食をとりました。
注文したのは、スペインでおなじみの Menú del Día(メヌー・デル・ディア)。平日の印象が強いですが、店によっては週末にも用意されています。
前菜、メイン、飲み物、そして食後のコーヒーまで付くことが多く、手頃な価格でしっかり食べられる人気の定番です。
この日の前菜は大きなサラダでした。ツナやゆで卵がのり、野菜もたっぷり。写真を撮り忘れてしまったのが惜しいほど、見た目にも食べごたえのある一皿でした。
続いて出てきたのは魚のフライ。外は香ばしく、中はやわらかく揚がっていて、昼から自然とビールが進みます。
結局、ビールを2本飲み、最後はコーヒーで締めくくりました。ほろ酔い気分で席を立つころには、土曜日らしいのんびりした時間が流れていました。
そのまま友人とスーパーの近くの別のバルでもう一杯。こういう「一軒で終わらない昼下がり」は、スペインではごく自然な過ごし方です。
それにしても、この日の暑さには驚かされました。前日も暖かかったのですが、夜になると急に冷え込み、冬用のジャケットを着てバルに座っていたほどです。ところが今日は一転、昼間はまるで初夏を飛び越えて真夏のような陽気でした。
日差しは強く、歩けば自然と日陰を探してしまうほどです。久しぶりに「暑いから影へ入る」という感覚を思い出しました。
ニュースを見ると、セビリアではまもなく春祭り Feria de Abril(フェリア・デ・アブリル)が始まる時期で、気温は30度を超えているとのこと。アンダルシアの春は短く、気づけば夏の入口に立っていることがよくあります。
スーパーの近くでは、どこかから歩いて来たらしい若者の集団とすれ違いました。高校生くらいでしょうか。村の子どもたちではなく、遠足かハイキングのような雰囲気です。静かな村に急ににぎやかな声が響き、いつもと少し違う景色になっていました。
買い物を済ませて帰る途中、小さな広場の前で思わず足を止めました。空気を入れて膨らませる子ども用の遊具、いわゆるエア遊具が突然現れていたのです。
最初は、コミュニオン(初聖体拝領式)の季節が始まったのかと思いましたが、どうやら誕生日会のようでした。
親たちが見守る中、子どもたちは元気いっぱいにはね回っています。細かな安全管理よりも、まずは皆で楽しむことを優先するあたり、いかにもスペインの田舎らしい大らかさを感じます。
家に戻って少し休んでいると、今度は夜の誘いが入りました。誕生日だからバルで一杯やるのでおいで、というものです。
昼間はあれほど暑くても、この土地は日が落ちると空気がすっと変わります。夏でさえ夕方から涼しくなることがあるので、今の時期ならなおさらです。結局、夜に出かけるときには、また厚手のジャケットが必要になるかもしれません。
昼は夏、夜は春どころか時には冬。
そんな気まぐれな季節の間を行き来しながら、今夜もまた村のバルへ向かいます。





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