午前中、修理に出していた車を取りに行きました。今回はラジエーターを交換してもらいました。
事前に修理工場から、「この金額で進めてもいいですか」と連絡が来ていました。見積もりの金額に、こちらの消費税のようなIVAが21%加わります。
スペインのIVAはなかなか大きく、こういう時には少し重く感じます。それに工賃も入るので、だいたいこのくらいだろうと思って行ったところ、ほぼ予想どおりでした。支払いは250ユーロでした。
車が戻ってきたのはありがたいのですが、まだ銀行アプリには入れません。支払いはカードでできましたが、スマホにはカード利用のお知らせらしき表示だけが出ています。アイコンに「1」と数字がついているのに、中身を確認できないのです。
カードが使えたことは分かっていても、アプリに入れないと、どこか落ち着きません。自分で使ったものならまだしも、もし何かあってもすぐに確認できないのではないかと思うと、不安になります。便利なはずのアプリに入れないだけで、日常の安心感がずいぶん変わるものです。
そのあと、前日までペットシッティングをしていた家の友人と会いました。彼らがこちらの村のほうに来るというので、いつも行くバルで少し話をしました。昼間のビールは美味しいですが、友人はコーヒー、私はアクエリアスにしました。
二人は、アイルランドにいる娘さんの大学の卒業式に行っていたのです。その時の写真を見せてもらいました。卒業式そのものというより、娘さんが取り組んでいたアート関係のプロジェクトの写真が中心でした。
ダブリンの写真もありました。緑が多く、とてもきれいな場所でした。私はまだアイルランドに行ったことがありません。写真を見ていると、いつか行ってみたいという気持ちになります。スペイン南部の乾いた風景に慣れていると、あの濃い緑はまた別の魅力に見えます。
家に戻ってからは、少し仕事をしました。
夕方になると、今度は別の友人とバルへ出かけました。小さなジョッキのビールを、二人で三杯ずつ。日本でいう小ジョッキのような大きさです。大きすぎないので、話しながら飲むにはちょうどよいのですが、三杯飲めばそれなりに酔います。
途中から、オランダ人のカップルも来て、しばらく一緒に話しました。
この日一緒にいた友人は、今はマドリッドに住んでいますが、昔はこの村に住んでいて、今もここに家があります。スペイン人ですが、英語も話せます。
英語のレベルが私と同じくらいということもあり、とても話しやすい友人です。私が村に来てから、一番長く一緒に過ごした友人でもあります。
今回は彼女もしばらく村に滞在していたのですが、私がペットシッティングで家を空けていたので、あまり一緒に過ごすことができませんでした。彼女は土曜日にはまたマドリッドへ帰ってしまいます。だからこの夜、久しぶりにゆっくり話せたのは、とても楽しい時間でした。
気が合うかどうかは、言葉だけでは決まりません。日本語で話していても合わない人はいますし、違う言葉で話していても、不思議と楽に話せる人もいます。彼女といると、言葉を探しながらでも会話が自然に続きます。そういう友人がいるのは、本当にありがたいことです。
楽しく飲んで、少し酔って家に帰りました。
それでも、頭のどこかには銀行アプリのことが残っていました。友人とも話していたのですが、やはりスマホのストレージが少なすぎるのではないかという話になりました。
私のスマホは古く、容量もそれほどありません。たしか64ギガほどです。その中で、アプリがかなりの割合を占めています。
そこで、酔った勢いもあり、使っていないアプリをどんどん削除しました。あとになって、重要なものまで消していないか少し心配になりましたが、とにかく容量を空ける必要がありました。
最後には、Amazon Musicも削除しました。これも容量が大きかったのです。スマホで音楽を聞くことはありますが、毎日使うわけではありません。外出先で少し聞くくらいなので、今はなくてもいいと思いました。
それでも、銀行アプリはやはり開けませんでした。
ここまでくると、最後の手段は銀行アプリそのものを削除して、もう一度インストールし直すことです。最初からログインし直せば、もしかすると動くかもしれません。
ただ、その時にはもうかなり酔っていました。銀行アプリは大事なものです。酔った状態であれこれ触って、さらに面倒なことになるのは避けたいと思いました。
なので、この日はそこでやめることにしました。スマホの中身を少し軽くして、翌日あらためて銀行アプリの再インストールを試すことにしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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