今日は目覚ましではなく、足の痛みで目が覚めました。
左足の小指のあたりが突然つってしまったのです。ふくらはぎの足の外側にかけて筋がぎゅっと縮まり、思わず目が覚めてしまいました。
原因はよく分かりません。体が冷えていたのかもしれませんし、同じ姿勢で寝ていたのかもしれません。足に力が入った瞬間に起きたような気もします。ビタミンやミネラル不足でも足がつることがあると聞いたことがあります。
とにかく、少し体を動かした方がよさそうです。
外はまだ寒いですが、散歩に出ることにしました。
アンダルシアの朝はまだ少し寒い
昼間は太陽が出ると暖かいのですが、朝晩はまだ冬の空気が残っています。今朝もひんやりとした空気でした。
それでも空を見上げると、雲ひとつない青空です。
「きっと昼間は暖かくなる」
そんな予感がする空でした。
歩いていると、道端の植物に目が留まりました。最初は松ぼっくりかと思いましたが、よく見ると違います。どうやら松ぼっくりになる前の花のようです。周りには小さな花もあちこちに咲いています。
「寒い、寒い」と言いながらも、自然は確実に春へ向かっています。
スペインの春も、こうした小さな変化からゆっくり始まるのだと感じます。
散歩しながら考えていたAIのこと
そんな朝の散歩をしながら、昨日のことを思い出していました。
昨日は「Claude Code」というAIエージェントについて、いくつか動画を見ていました。新しい技術ですが、正直なところまだほとんど理解できていません。
それでも、少し触ってみたいと思っています。
新しいものは、実際に触ってみないと分からないからです。
たとえ中途半端でも、やってみなければ何も見えてきません。
香港での経験が今につながっている
こうした考え方は、昔の経験から来ているのかもしれません。
私は以前、香港で働いていたことがあります。
その頃の香港は、コンピューターの導入がとても早い場所でした。
当時の日本では、まだコンピューターは珍しく、会社の部署に1〜2台あるかどうかという時代でした。しかし香港の職場では導入が進んでいる会社も多く、私にもコンピューターが1台与えられました。
私が務めていた会社には日本から駐在員が11名ほどいました。そして仕事の多くは手書きで行なわれていたんです。
秘書業務をしていた私には、
「これをコンピューターで打ってくれる?」
「このスケジュールを作ってくれる?」
といった仕事がよく回ってきました。
今なら簡単にできる作業でも、当時は試行錯誤の連続でした。どうすればできるのか、WordやExcelを駆使して自分で考え、工夫する必要があったのです。
その経験のおかげで、新しいツールに触れることへの抵抗がなくなったのだと思います。
オンラインで進む翻訳の仕事
現在している翻訳の仕事は、すべてオンラインで完結します。
翻訳者は世界中にいて、コミュニケーションにはSlack、タスク管理にはAsanaなどのツールが使われています。そうしたツールを通して、共同で翻訳を進めていきます。
この仕事を始めたとき、友人に
「どうしてそんなにすぐ慣れたの?」
と聞かれました。
特別なスキルがあったわけではありません。
ただ、ブログを書いたり、動画を作ったり、HTMLを少しかじったり、Codingを少し触ってみたり、そうした経験が少しずつ積み重なっていただけだと思います。
コードがしっかり書けるわけではありません。
ターミナルも少し触った程度です。
それでも「見たことがある」「触ったことがある」という経験は、意外と役に立つものです。
新しい技術に触れておきたい理由
だからこそ、AIのツールも今は日常的に使っています。
今人気のものでも、一年後にはどうなっているか分かりません。それでも少し触っておけば、次に新しい技術が出てきたときに完全な未知にはならないと思うのです。
実はもう一つ理由があります。
私は子どもがいません。
将来、テクノロジー関連で頼れる人が身近にいないのです。
もしどうしても誰かに頼らなければならなくなったとき、その人が何をしてくれているのか全く理解できないのは少し不安です。
細かく理解できなくても、「ああ、こういうことをしてくれているのだな」と分かるくらいの知識は持っていたいと思っています。
テクノロジーは日々進化しています。当然すべてについていけているわけではありませんが、その尻尾の毛の一本でも掴んでおける自分でいたいと思っています。
アンダルシアの春と花粉
歩いていると、遠くから草刈り機の音が聞こえてきました。
石が飛んでくることもあるので、あまり近づかないようにしています。
今はまだ乾燥の季節ではないので大丈夫ですが、六月頃になるとこの草刈りは少し大変になります。草が乾燥して、粉のように、そしてキラキラと舞うからです。
実は私はオリーブ花粉のアレルギーがあります。血液検査でも、それだけははっきりと反応が出ました。干し草にもおそらくアレルギーがあると思います。
アンダルシアはオリーブの大産地です。そしてスペインの田舎には干し草がたくさんあります。
春から初夏にスペインを旅行する方は、もし花粉症があるなら少し気をつけた方がいいかもしれませんね。
スペインの田舎の朝とパン屋さん
そんなことを考えているうちに、背中に太陽の光が当たってきました。冷えていた体が、じんわりと温まってきます。
散歩の途中、いつものパン屋さんの前を通りました。
少し甘いものでも買おうと思い、店に入ります。
店内には、いつも挨拶を交わしている身なりのきちんとしたおじさんがいました。
田舎の村では、ご年配の男性でも朝から身だしなみが整っている人が多いと感じます。奥さんが洋服にきちんとアイロンをかけていないと、周りから何か言われてしまうことがあるからです。
配偶者がいない場合は、娘さんたち。あるいは姉や妹、時には姪が世話をしていることもあります。そこに息子は登場しません。田舎ではよくある話です。
家族の誰かが整えてくれる環境があるからこそ、きちんとしているのかもしれません。
一方の私はというと、今日は「誰にも会わないだろう」と思って、身だしなみなど気にせず散歩に出てきました。
甘いものにつられて店に入ってしまった自分を少し後悔。
「もう少しちゃんとして来ればよかった」
と少し恥ずかしくなりました。
それでも、美味しいスイーツを手に入れて帰ることができました。
昼間は太陽のおかげで暖かくなりますが、夜になるとまだ冷え込みます。
アンダルシアの三月は、そんな日が続きます。
早く本格的な春になってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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