今日の午前中から昼過ぎにかけては、どこか落ち着かない空模様でした。空は厚い雲に覆われ、晴れるのか崩れるのか、はっきりしないまま時間だけが過ぎていきます。
今年は「ぐずついた天気」が長く続き、いつになったら太陽を燦々と浴びれるのでしょうか。こんなお天気だと気分まで少し引きずられてしまうような感覚があります。
今日もまた、そんな一日になるのだろうか、そんなふうに思いながら、空の様子を何度も眺めていました。
ところが、午後3時を過ぎた頃から、空気がふっと変わります。
気がつけば、それまで広がっていた雲がすっと引いていき、青空が顔を出し始めました。あれほど重たく感じられた空が、まるで最初から何もなかったかのように澄み渡っていきます。
この変化の速さは、スペインの空らしいところかもしれません。
特にアンダルシアの内陸にある小さな村では、天気が一日の中で大きく表情を変えることがあります。
朝は冬の名残を感じるような空気でも、午後には一転して春の光、時には初夏を思わせるような空気に包まれる。そして日が落ちるとまた冬が戻ってくる。そんな瞬間に立ち会うたびに、この土地の豊かさを実感します。
雲が消えたあとの空を見上げながら、これからしばらくは穏やかな天気が続くのではないか、と自然と思えてきました。
長く続いた不安定な空模様のあとだからこそ、こうした晴れ間には特別な価値があります。気持ちも少し軽くなり、外へ出てみようかという前向きな気分が湧いてきます。
季節は確実に春へと進んでいます。
そしてその変化は、こうした何気ない午後の空の中に、静かに現れているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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