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コルテス村の地図 ⇒ こちら
【村の行事】2022年
6月11日(土)〜12日(日) Feria de Artesania ヒメラ村
8月18日(木)〜21日(日) フェリア(夏祭り)

2013/07/06

7月6日(土) 知られざるスペイン


こんにちは。
ご訪問本当にありがとうございます。

本日は犬のお散歩の後、隣の隣のガウシン村のマーケットに行ってきました。


右の奥にガウシン村があります。

左の奥はロンダ方面
 
アリの道が出来ています。すごい~

中央に見えるのは、

可愛いウサギちゃんです。ピョンピョンって跳ねてました。ここでは秋になるとハンティングが始まるので、こういう野ウサギちゃんは食べられてしまいます。でも村内でハンティングはできないので、村に住んでいる限りウサギちゃんは無事です。


そして車で走ること20分ほどで、コルテス村が見える展望台に到着です。

向こうの山の中腹にあるのがコルテス村

拡大すると

そしてこの近所は栗の木が一杯あります。現在お花が咲いています。

そしてさらに走ること10分で、ガウシン村に到着です。


彼女は手作りソープを売っています。

ソープ売りの彼女と私との間に一人やって来ました。初めて参加の方で、この辺りの木を使ったボールやカップなどを売っていました。

彼はガリシア出身で、今はガウシンから50分ほどの白い村に住んでいるそうです。ガリシアは今とっても不景気だそうで、なのでガリシアを離れアンダルシアに来たそうです。

アンダルシアも不景気ですが、ガリシアはもっと不景気だそうです。

彼はスペインの昔の話を色々してくれました。(個人的な意見なので正確ではないかもしれませんのでご了承ください^^)

私達が「スペイン」をイメージする時、「フラメンコ、闘牛、お祭り、陽気、情熱、灼熱の太陽」などなどだと思いますが、このイメージは「アンダルシア」です。なのでツアーなどは特に「スペイン旅行」と言うと、バルセロナ、マドリッド、そしてアンダルシアを回るものが多いんではないでしょうか。

彼曰く、ガリシアはコツコツと仕事をする人達だそうです。 なので、アメリカに行った時に、スペイン人だって言うと、フラメンコの真似をして「オレ」って言われるのがとっても嫌だったそうです。自分は真面目なガリシア人で、いつも遊んでいるアンダルシア人ではない、だそうです。

スペインは南部、中央部、そして北部の3つに分かれているそうです。南部はスペインをイメージさせるアンダルシア、中央部は腐敗された政府、そして真面目に働く北部だそうです。

独裁者フランコは中央部に重点を置き、アンダルシアをないがしろにしたというのは聞いていました。私の住んでいる村も貧しくて、出稼ぎにドイツ、フランスに行った人が沢山います。

ですが、北部はもっと見捨てられていたそうです。選択肢は「移民」でどこかの国に行って働くか「死」しかなかったそうです。

日本が経済成長した70年代、バブルの80年代を経験した身としては、彼の話してくれた生活は、なんとも想像を絶するものでした。

フランコはアンダルシアをないがしろにはしていましたが、コスタデルソルに外貨獲得の為、沢山のリゾート客をイギリス、ドイツなどから受け入れていました。なので、北部ほどないがしろにしなかったというのも納得できます。

ここのイギリス人の友達も子供の頃にコスタデルソルにホリデーに行ったって言ってました。その時この村が貧しかったなんて知らなかったって言っていました。

それがここ25年でガラッと変わったそうです。

フランコが1975年11月に死去し、国が民主主義になり、1992年にバルセロナオリンピックが契機となり発展が一気に進んだんだと思います。ですが、また最近景気が悪くなり、またガリシアを離れなくてはならなくなって、悲しいって言っていました。

私は88年にヨーロッパ一か月一人旅をしたことがあるんですが、その時スペインに入るかどうか悩んだんです。でも結局はフランスを南下して、アルルに入り、そこから北上してスイスに行きました。

何故やめたかと言うと、夜行列車に乗ったら、寝る時にチェーンで荷物と自分をつないでいないと持って行かれるって聞いたんです。でも下手したら荷物と一緒に自分も持って行かれかねないので、怖くなったんです。^^

あの時に想像したスペイン、怖くて旅行計画にスペインを入れなかった時の感情が、彼の「人生ドラマ、知られざるスペイン」の話を聞いて蘇って来ました。

彼の話に時間を忘れて聞き入ってしまいました、今日は早起きしてガウシンマーケットに行って良かった~(^^)/

そして最後にタパとアルコール抜きビール


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一言西語

動物シリーズが続きますが、本日は写真にも収めた「ウサギ」

「ウサギ」は、"Conejo"  (コネホ)と言います。

ウサギは雄か雌かすぐに分からないので、通常は男性名詞の "Conejo" です。ですが、「雌」って特に強調したい時は "Coneja" (コネハ)になります。

ですが、スペイン住んで "Coneja" は、聞いたことないです。

"Ja" "Jo"の発音は「ジャ、ジョ」ではなく、「ハ、ホ」と言います。

オレンジジュースを "Naranja" (ナランハ)と発音します。
(ナランジャ)ではないです。

この「コネホ」ちゃんは、実は他の意味を持っていて、スペインはこういう言葉が豊富で驚いてしまうんですが、この他の意味というのは「女性のあそこ」です。

そして「ムール貝」 "mejillón" (メヒリョン) も同類の俗語です。ですのでちょっと注意が必要な単語ですね。(^^)
"Ji" は「ジ」ではなく、「ヒ」と発音します。

ムール貝のタパスでも2個は入っていると思うので、ムール貝は普通のケースでは複数形になります。なので、 "mejillónes" (メヒリョネス)です。

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