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【村の行事】2026年
祝日8月15日(土) 、壁のないフェスティバル 8月14日(金) &15日(土)、夏のフェリア8月20日(木) 〜23日(日)

2026/08/14

8月5日(水) 懐かしい顔が帰ってくる、夏の白い村

この日は朝からインターネットがつながらず、結局一日、携帯電話のモバイルデータを使って仕事をしました。

こういう時、普段は当たり前に使っているインターネットのありがたさを実感します。仕事そのものは何とかできるのですが、通信量も気になりますし、やはり落ち着きません。

さらに昼頃には、今度は水が出ないことに気付きました。

断水のお知らせは事前に来ていたのですが、すっかり忘れていました。昼食の準備をしようとして蛇口をひねったところ、水が出ません。

「あ、そういえば今日は断水だった」

そこでようやく思い出しました。

幸い、少しだけ水をためてあったので、それを使って何とか昼食を済ませました。

インターネットがつながらず、水も出ない。こういうことが同じ日に重なると少々不便ですが、スペインの村で暮らしていると、予定通りにいかないことにも少しずつ慣れてきます。

午後も引き続き仕事をして、夜は久しぶりの人たちと食事をしました。

スペインの夏らしさ、レストランの上から霧の水

以前この村に長く住んでいたイギリス人の家族です。今はイギリスへ戻っていますが、休暇で村に帰ってきていました。


娘さんが三人いて、今回はそのうち二人が来ていました。一人には三人の子供がいて、もう一人にも赤ちゃんがいます。

私がこの村に来た頃、彼女たちは小学生でした。それが今では、自分たちの子供を連れて村に戻ってきています。

本人たちがどう思っているかは分かりませんが、私にとっては、もう姪のような感覚です。その子供たちを見ると、姪の子供に会っているような不思議な気持ちになります。

血のつながりがあるわけではありません。それでも長く同じ場所で暮らし、子供だった人が大人になり、さらにその子供たちとも一緒に時間を過ごすようになる。

海外で一人暮らしをしていても、こういう関係を築くことができたのは、この村に長く暮らしてきたからこそだと思います。そう考えると、私はずいぶん恵まれているのかもしれません。

そんなことを思いながら歩いていると、今度はスペインらしい光景が目に入りました。

前から五人、六人ほどのグループが歩いてきます。それが皆、きれいに横一列に並んでいるのです。

人数が増えても同じです。五人でも六人でも、ときにはもっと大人数でも、なぜか横に広がって歩いてきます。

遠くから見ると、昔のテレビドラマか映画のオープニングで、登場人物が横一列になって歩いてくる場面のようです。

「また横一列だ」

と思わず笑ってしまいます。

実はこの光景、スペインで初めて見たわけではありません。昔、香港に住んでいた頃にも、よく似たことがありました。

家族連れなどが前から歩いてくると、皆が横一列に並んで歩いてくるのです。こちらが通る場所がなくなってしまうこともあり、「なぜ縦に歩けないのだろう」と何度思ったか分かりません。

そしてスペインに来てみると、ここでも同じでした。

もちろん誰もがそうするわけではありませんが、友人や家族と歩く時に、皆で横に並びながら話す人は本当に多い気がします。

道路や広場を単に「移動する場所」と考えるのではなく、一緒に歩きながら話す時間そのものを楽しんでいるのかもしれません。

インターネットが止まり、水も止まった一日でしたが、夜には昔からの友人たちと食卓を囲み、道ではいつものように人々が横一列になって歩いています。

こういう何でもない出来事の積み重ねが、今の私にとってのスペインの日常なのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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