午前中は仕事をして、午後からはカルメンのところへ行く予定でした。週に一度、彼女が保管している昔の手紙をデジタル化する作業を続けています。
ところが、この日はカルメンの体調があまり良くないとのことで、作業は中止になりました。予定が空いたので、夕方から村のプールへ行くことにしました。
泳ぐためというより、今週こちらに遊びに来ている友人家族に会うためです。
その友人一家は、以前この村に暮らしていましたが、今はイギリスに戻っています。娘さんは3人いて、そのうち村で育った2人が、今回はそれぞれの家族を連れて帰ってきています。
一人には子供が3人、もう一人にも赤ちゃんがいて、全員合わせると9人の大所帯です。
娘さんたちは子供の頃をこの辺りで過ごしているので、スペイン語もすっかり身についています。
特に下の娘さんは7歳くらいの時にこちらへ来たので、話すスペイン語は完全にアンダルシア仕込みです。
英語とスペイン語を自在に行き来する姿を見ていると、育った土地の影響というのは大きいものだと思います。
今回はコルテスの村ではなく、ここから車で20分ほどのシエテ・ピラスという小さな集落に大きな家を借りて、家族みんなで滞在しています。
前日の夜も一緒に夕食を食べたのですが、少し遅くなってしまいました。この日は子供たちを早めに寝かせ、翌日の金曜日は出かける予定とのことで、6時頃には帰っていきました。
6時といっても、こちらの夏はまだ真昼のような明るさです。日が沈むのは9時を過ぎてからなので、夕方という感覚が少しずれてきます。
友人家族を見送っていると、今度はローラがやって来ました。
彼女が現れると、その後の展開はだいたい想像がつきます。
まず、新しくオープンした店へ行ってビールを一杯。
その後、いつものバルへ移動しました。
夏の間は小さなタパスを注文できない店もあり、この日も大皿料理だけでした。そこで「小さなイカ(チピロネス)のフライ」を頼み、それをつまみながら、さらに飲みます。
そして翌日になって気付くのですが、支払うのを忘れたと。まあつけというものです。
その支払いに行くのを口実に、また次の日に飲むのです。
村暮らしだから許されるというわけではありませんが、こういうことが時々起こります。
さらに家へ帰ってから、もう一つ大事なことを思い出しました。
車を修理屋さんに持っていく予定だったのです。オイル交換のためです。
この日はカルメンのところへ行くつもりで車を使う予定だったため、「今日は無理なので、明日持っていきます」と伝えてありました。
そして指定された時間は、なんと朝7時。
すっかり忘れていた私は、慌てて目覚ましをセットしました。
友人家族との再会から始まり、ローラと飲み歩き、最後に翌朝7時の予定を思い出す。
夏の村では、静かに終わるはずだった一日が、いつの間にか長い夜になるのです。







0 件のコメント:
コメントを投稿