昨日まで降っていた雨はすっかり上がり、今朝は久しぶりに気持ちのいい青空が広がっています。
山の向こう側にはまだ雲が残っているものの、コルテス村の上はよく晴れていて、冬らしい澄んだ空気です。
散歩に出たのは10時45分頃。太陽は出ているのに、風が少しあり、空気はかなり冷たい。耳が痛くなるほどではありませんが、顔に当たる風がひりひりして、冬の朝だなあと実感します。
散歩の途中、古いテニスコートの横を通りました。フェンスに囲まれた、少し年季の入ったコートです。周囲のスペースはあまり広くありませんが、その中に犬が一頭いました。どうやらオーナーがリードを外して遊ばせていたようです。フェンスがあると、やはり少し安心感があります。大型犬であればなおさらです。
私も愛犬がいる時はときどき連れていき遊ばせたことがあります。
このテニスコート、15年くらい前に外国人コミュニティで「テニスをしよう」と集まったことがありました。予約は一応必要ですが、料金はかからず、鍵もありません。
最初は大勢集まって賑やかだったのに、回を重ねるごとに人は減り、最後は私ひとり。壁打ちもできないので、ただラケットでボールを打って、向こう側へ返すだけ。少し寂しい光景になりました。
近くには新しいコートや遊具のあるエリアもできています。ただ、フェンスが低く、ボールが外へ飛んでいってしまいそうで、あまり使われていない様子です。設備は整っているのに、活用されていないのを見ると、なんとももったいない気がします。
この村では、パデルのコートだけは比較的よく使われています。スペイン発祥のスポーツらしく、人気は根強いですね。
一方で、以前は夏になると若者たちが水球をしていたこともありましたが、ここ数年は見かけなくなりました。仕事を求めて若者が村を離れていく現実も、こうした風景から感じ取れます。
スポーツ全般で見ると、スペインはとにかく盛んです。テレビをつければ、サッカーだけでなく、ハンドボールやバスケットボール、自転車レースなど、様々な競技が放送されています。
日本のように基礎練習を重ねるというより、まずはゲーム、実戦から入るスタイル。友人の息子ちゃんいわく、フットボールは「アート」なのだそうです。技術よりも感性やパッションでプレイするそうです。
底上げをするのではなく、その中で光る人が、自然と上へ上がっていく。国民性の違いを感じます。
歩いているうちに、太陽が背中から当たる位置になりました。顔や手は相変わらず冷たいのに、背中だけがぽかぽかと暖かい。不思議な感覚です。
天気予報では、月曜、火曜までは晴れが続き、水曜からまた崩れるとのこと。久しぶりの青空に、今日はきっと多くの人がバルへ出かけ、思い思いの時間を楽しむのでしょう。
雨上がりの今日はまだ洗濯日和、とは言えませんが、風は強め。昔イギリスに住んでいた頃、ホストマザーが「今日は洗濯日和よ」と言った理由が、強い風だったことを思い出しました。国が違えば、洗濯日和の基準も違うものです。
そんなことを考えながら、冷たい風に肩をすくめつつ、散歩を終わるつもりが、ついついバルの中に入ってしまいました。
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| バルの朝食 |
最後までお読みいただきありがとうございました。




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