時計を見ると、9時30分を少し過ぎたところでした。今日は少し早く目は覚めていたのですが、布団の中でぐだぐだしてしまい、外の様子も見ないまま時間だけが過ぎていました。
バルコニーのドアを開けた瞬間、思わず声が出ました。
雪が降っています。
村の中ではなく、裏山のほうですが、白くなった斜面がはっきりと見えます。
昨夜は激しい雨に加えて、嵐のような風が吹いていて、「これはどうなるんだろう」と思いながら眠りについた夜でした。まさか雨がやんで、雪になるほど冷え込むとは思ってもいませんでした。
慌てて支度をして、散歩に出ることにしました。
傘がいるだろうかと考えながら手に取り、せっかくだからGoProを持ち、セルフィースティックに取り付けると、両手はすっかり塞がってしまいました。
歩き始めると、指先がじんじんと痛くなってきます。確かに、雪が降るだけの寒さです。もしこの冷え込みが続けば、村の中にも雪が降るかもしれません。
一年の中で、やはりこの時期が一番寒いのでしょう。
そんな寒さの中でも、倒れたアーモンドの木には、日ごとに花の数が増えています。驚くほどの生命力です。
今日は土曜日。
平日なら、7時半ごろには多くの人が仕事に出かけ、雪にすぐ気づいたはずですが、今日は気づくのが遅い人も多いかもしれません。とはいえ、雪の日に仕事で外に出なくてよいのはきっと皆んな喜んでるでしょう。村を出るには峠道を車で越えなければならないので、雪が降るとやはり危険です。
村に雪がしっかり降ったのは、もう9年も前のことになります。
| 2017年1月19日 |
ちょうど今と同じような時期で、そのときの写真は、以前ブログにも載せました。最近は、スマートフォンやSNSが「◯年前の今日」といった思い出を勝手に引っ張り出してくれます。友人たちと、「9年前の今日、村に雪が降ったよね」とやり取りをするのも、いかにも今の時代らしい光景です。
歩いていると、コルクの木から水がぽたぽたと落ちているのに気づきました。
もしかすると、夜中に村にも少し雪が降って、すでに溶けてしまったのかもしれません。山の上は、今もきれいに白くなっていますが、太陽が顔を出し始めたので、この雪もきっとあっという間に消えてしまうでしょう。
それでも、もう一度くらい、村に雪が降ってくれたらいいのに、と思ってしまいます。
こんな寒い日でも、アイリスはしっかりと花を咲かせています。
昼になり、イザベルと一緒に食事に出かけました。
向かったのは、カフェテリア・マリア。店内ではなく、風除けのあるテラス席です。寒さはありましたが、中は人が多かったので、二人とも自然と外を選びました。
週末は定食メニューがないため、アラカルトメニューです。
前菜に地元の山で採れるきのこを使ったオムレツのような一皿を頼み、
メインは骨付きのラムの足を一本。日本ではあまり見かけない豪快な盛り付けで、これが一人一皿だったら少しひるむかもしれませんが、二人で分けてちょうどいい量でした。
ビールを飲み、デザートにエクレアとコーヒー。たまには、こういう昼食も悪くありません。
雨は降らず、ただ静かに寒い一日でした。
さて、明日はどうなるでしょう。また雪が降るのでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。










0 件のコメント:
コメントを投稿