散歩の帰り、郵便局と銀行に立ち寄りました。用事を終えて外に出ると、ちょうど友人が歩いているのが見えて、少し立ち話をすることに。
彼女は、村が進めている「デジタル化支援」の仕事に関わっています。最近、この村でも行政手続きや各種申請が急速にオンライン化されていて、それについていけない人も少なくありません。そうした人たちをサポートするための窓口があり、そこにはパソコンが置かれ、操作の手助けをしたり、基本的な使い方を教えてくれたりもします。
「デジタルノマド歓迎」といったポスターも貼られていて、外国人でも短期滞在であればビザの問題もなく、パソコンを持ち込んでインターネットに接続することもできるとのこと。
私も、ずっと先延ばしにしていた手続きを一つお願いしようと思い、「それならやってあげるよ」と言われて、一度家に身分証などを取りに戻りました。
オフィスに戻ると、ドアには「5分間席をはずします」という紙が貼られていて、すでにご年配の女性が一人、外で待っていました。結局、20分ほど待つことに。
ようやく戻ってきた彼女が言うには、「インターネットが止まってしまった」ということです。役場全体がネットにつながらなくなっていて、今日は何もできない、とのことでした。
今日はお天気が崩れ始め、空は黒い雲に覆われつつあります。それが関係しているのかは分かりませんが、役場が使っている回線は大手のもの。それでも、こういうことは時々起こります。
「ノマドに優しい村」と最近プロモーションしているはずなんですが、これではね、と二人で苦笑いしました。
そもそもそのオフィスは毎日開いているわけではなく、担当者も彼女一人だけ。近隣の村へ出向く日もあり、夕方にオフィスが開く日もたまにありますが、基本的に平日の9時から14時までです。また、朝食時間には30分ほど不在になることもあります。
しかも彼女は、明日に病院へ行く予定があり、その後もしばらく休むとのこと。次に戻ってくるのは来週の金曜日で、それまでオフィスは閉鎖されるそうです。こうして話を聞いていると、「デジタルノマドを歓迎」と言うわりには、まだまだ現実が追いついていないと感じます。
ネットで働く人を本気で呼びたいなら、朝から晩まで使える場所を用意し、安定したインターネット環境を整える必要があります。接続が途中で切れるようでは話になりません。白い村のイメージは美しくても、現実はまだまだだな、とあらためて思いました。
昼頃から、静かな雨が降り始めました。風もなく、音も柔らかくて、まるで大地をそっと潤すような雨。こういう雨は本当にありがたくて、できれば長く続いてほしいと思います。
ところが、夜7時を過ぎたあたりから様子が一変しました。風はないものの、雨脚が一気に強まり、外に出たら道が川のようになっていそうな勢いです。
さらに夜が深くなると、今度は風も出てきて、まるで嵐のよう。昼間のあの優しい雨はどこへ行ってしまったのかと思うほどでした。
ああ、いやだなあ、とつぶやきながら、窓の外の音に耳を澄ませています。
ちなみに私が使っている地元の企業が提供するインターネットは問題なく一日使えました。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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