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【村の行事】2026年
祝日2月28日(土) Dia Andalucia、3月6日(金夜)〜8日(日) カーニバル

2025/12/15

12月15日(月) 雨の季節と、小さな村の医療事情

昨夜は、どうやら夜中に雨が降ったようです。朝起きて外を見ると、空はどんより重たい雲に覆われていましたが、雲の縁だけが朝日に染まり、赤く浮かび上がっていました。ほんの一瞬のことですが、こういう光景に出会えると、それだけで少し得をした気分になります。

天気予報によると、夕方からまた雨。明日まで降り続くようです。水曜、木曜には晴れマークが出ていますが、さて、どうなるでしょうか。

冬はこのあたりでは雨の季節。憂うつで寒くて、正直うれしくはありません。でも、夏になると三か月近くまったく雨が降らない土地なので、冬のうちにしっかり降って、地面や地中に水が染み込んでくれないと困ります。

嫌だなと思いながらも、やはり「降ってもらわないと」と思います。

昨夜は散歩の帰りに、バルに少しだけ寄って、一杯だけ飲んで帰りました。すると、先週の金曜日に「洞窟に行く」と話していた人たちが、戻ってきていました。

このあたりの洞窟は、横に進むタイプではなく、地面の真下へと縦に降りていくもの。話を聞くだけでも少し身がすくみます。雨でかなり大変だったそうですが、それでも「楽しかった」と笑っていました。無事に帰ってきて何よりです。

この村には、洞窟探検や山歩きなどをするグループがいくつもあります。洞窟探検の案内のビジネスをしている人もいるようですが、ほとんどは趣味の集まりです。

でも、ときどき写真展などが開かれて、こんな小さな村に、こんな活動があるのかと、毎回少し驚かされます。

「小さい村」と言っても、人口はこの山の上の村だけでおよそ2,000人ほど。コルテス駅のある村や隣駅村も管轄に入っていて、合計すると2,500人ほどになります。

小さい村と私は紹介していますが、小さい村より少し大きいかもしれません。

ここには生活に必要なものは一通りそろっています。小さな商店やスーパーがあり、郵便局もあり、銀行はなんと三つもあります。公的な医療機関の診療所もあり、救急車もあります。

こちらの医療制度は、公的と私的ではっきり分かれています。公的システムに入っていれば、無料で受けられますが、すぐには診てもらえません。予約が必要で、いざ順番が回ってくる頃には、すでに治っている、ということもよくあります。

ただし、本当に命に関わるような緊急時には、救急があり、ヘリコプターも飛んできます。その対応は驚くほど迅速です。

年齢を重ねると、「あそこが痛い」「ここが痛い」という話題が増えてきます。最近、知人が肩や腰の不調で病院に行ったのですが、公的病院ではレントゲンを撮るだけで、「特に問題なし。あとはマッサージかな」という結論でした。マッサージはすべて私費。100%自己負担です。

最終的に、その人は私立で鍼治療をしてくれる医師のところへ行きました。医師免許を持ち、スキャンなども行うきちんとしたところだそうです。

初回は100ユーロ前後(約1万8,500円)でスキャンしたりして色々検査してくれるそうです。その後マッサージや針が1回50〜60ユーロ(約1万円)ほど。決して安くはありません。

でも、「とても良かった」と聞いて、顎の調子がずっと悪い私は、少し心が揺れています。

歯医者も同じです。公的な歯科では、診察やレントゲンは無料ですが、基本的に「治す」ことはしません。できるのは「抜く」ことだけ。歯を抜くのは無料です。そのため、こちらでは若い人でも歯が抜けたままの人が珍しくありません。悪くなったら抜く、それだけ。修復や詰め物はすべて私費です。

私が以前、詰め物を直してもらったときは、一か所50ユーロほどでした。どこへ行っても「1回50ユーロ」というのは、こちらではごく普通の感覚です。知人の中には、歯茎の治療で1,000ユーロ近く支払った人もいます。

お金がなければ、治すことはできない。だから、悪くなったら抜く。そんな悲しい現実が、スペインでは当たり前のように存在しています。

霧が出てきた村を見ながら、そんなことを思い出した月曜日の朝でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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